毎週水曜日の夜のZoom法音道場は、
親鸞聖人の『教行信証』の学び合いです。
3/8は、行巻の『正信偈』の釈迦章の、
如来所以興出世 唯説弥陀本願海
五濁悪時群生海 応信如来如実言
皆さんで上記の四句を意味を共有した後、
親鸞聖人の真筆「坂東本」についての座談。
ボクは、以前、国会図書館で「坂東本」をコピーして持っているのですが、
ご参加の井◇さんから、
親鸞聖人の自筆にふれる
正信念佛偈
東本願寺出版 2021年3月10日 第1刷 発行
が紹介されて、親鸞聖人の《書》について話題が盛りあがりました。
井◇さんは、
「多くの方々が、親鸞聖人の《書》について(上手)だとの評価が多いようですが、
ボク(井◇さん)は、あまり(上手)だとは思っていません。
どちらかというとあまり好きではありません。
もちろん、『教行信証』そのものはしっかりと勉強したいです」と。
ボクは、これまで、親鸞聖人の《書》についてスルーしていましたね。
親鸞聖人の推敲の跡(態度)、墨筆での塗りつぶし・朱筆・左訓・右訓だけの注目でした。
マアマア、井◇さんのおかげで、
また、新鮮な気持ちで、『教行信証』の真筆本を読んでいこうと思います。