毎週水曜日の夜(8時30分~9時)の
zoom法音道場は、
『顕浄土真実教行証文類』を読んでいます。
今晩(1/31)は、
『信巻』の「序」に先立つ『涅槃経』からの跋文の箇所を学びました。
ところで、浄土宗&浄土真宗系では、
大乗仏教を、聖道門と浄土門の二門に分けてています。
マアマア、そのあたりの専門的なことは、
zoom法音道場の関心事ではありません。
ただ、ボクが主宰しているカウンセリング研究会【くりのみ】では、
道元禅師の『教行信証』をテキストにしています。
で、道元禅師も「坐禅」なので、聖道門に入れる向きもありますが、
ボクはそのような考え方を支持していません。
くりのみ会&zoom法音道場の立ち位置は、
*坐禅は、声のない念仏
*念仏は、声のある坐禅
要は、親鸞聖人・道元禅師・ロジャーズを、
同一の地平で、
「人間学&人間道」としての「ならい道」であります。
先師・五十嵐正美先生は、
「覚り一瞬 習い一生」と示されました。
親鸞さまの「信巻・別序」には、
しかるに末代の道俗・近世の宗師、
自性唯心に沈みて浄土の真証を貶す、
定散の自心に迷いて金剛の真信に昏し。
道元さまの「現成公案』には、
目をしたしく舟につくれば、ふねのすすむをしるがごとく、
身心を亂想して萬法を辨肯するには、
自心自性は常住なるかとあやまる。
親鸞さまの「自性唯心」、道元さまの「自心自性」。
皆さまとご一緒に、あたためています。
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