法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

「ザワザワしていますねー」

2021年12月19日 23時12分58秒 | 日乗

午後、金町にある葛飾区中央図書館に出かけましたた。

帰路、ドトールに立ち寄る。
入店しようとしていたところ、
横から女性の手が突然出てきてドアータッチを押してきました。
その割り込み・マナー違反の40歳前後の女性に不快感を覚えた次第。

後期高齢者ではありますが、まだボケてはいません。
不快感は抑えられます。
(レディーファースト)のマナーぐらいは大丈夫です。(笑)

(どうぞ!お先に!)と、入り口を開けました。

ところがところです。
その女性の一言。

(当たり前でしょ!)と。

飲み物を手にして2階に上がって行きました。
(どうぞ!お先に!)に対する返答が、(当たり前でしょう!)。
これには、驚きましたねー。

本日のコーヒー(コロンビア)を注文する時、

ボク:「実は、今、云々の出来事がありました。何か、寂しいですね」と男性スタッフに愚痴ると、

スタッフ:「最近、この地元金町もザワザワしていますよねー」と、共感のレスポンス。

ボク:「レスポンスありがとう」。

美味しいコロンビアとスタッフのやさしい言葉で、少しだけゆっくりと過ごせました。

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第60回 無住々忌(むじゅうじゅうき)

2021年12月18日 22時13分21秒 | 日乗

本日、5時から、新小岩の専福寺様で「第60回・無住々忌」が営まれました。

無住々散人を名乗られたのは、星野清藏師です。
星野清藏師は、
明治21年9月15日、新潟県長岡市生れ。
大正15年(38歳)大谷大学文学部卒業後、藤澤中学・東京千代田女専で教鞭をとる。
昭和7年(42歳)東京求道会専門道場を開く。
その後、全国を行脚し、『良寛の詩境』を著す。
昭和15年(50歳)頃から山水自然の作画を始める。
昭和37年12月30日(73歳)命終。
(今晩いただいた資料から転載)

今晩は、二本立て。
前半は、「第60回・無住々忌」。
ご参加の皆さんで、
「願生偈」拝読
星野清造師造「敬白文」唱和
専福寺住職・千葉進師による「敬白文・意訳」の紹介がありました。

後半は、毎月開催の「倶舎論」の学習会。
講師は、平川彰先生のお弟子の塚田貫康師の講演でした。

専福寺住職・千葉進師も星野清藏師には、直接にはお会いしていない由。
もちろん、他のご参加の方々も同様です。
ただ、直接に教えは受けなくても、
仏法はこのようして伝持されていくものなのでしょうね。

南无阿弥陀佛

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閉店

2021年12月17日 22時29分10秒 | 日乗

転居前に通っていたガソリンスタンドが12月いっぱいで閉店の由。
家族経営で親切、技術的にも間違いのないスタンドです。
ただ、自宅から車で30分程の距離ですので、
昨今は、給油だけの時は、近くの大手で安価なスタンドを利用しています。

オイル点検や長距離ドライブ前に、2ヶ月に1回位出かけて見てもらっています。

12月いっぱいでだの閉店にはビックリ。
ご主人に事情を聞くと、
地下に埋めているタンクの有効期限が迫った由。
特に問題はないのですが、消防署がウルサいと。
新しいタンクと交換するのには、1億円近くの大工事。
家族スタッフも高齢化。
これからのEV車や環境問題等々考えると先が読めない。
若い者に借金を負わせることもできないと申していました。

グローバル時代を迎え、
どの業種でも、中小企業は冬の時代です。
日本中の商店街もシャッター通りに変容してしまいました。
農林水産業も、若い人が都会に出てしまい、
海外からも安価な品目が輸入されるようになり、
個人の生業が成立しない国になってしまいました。

ボクは、反自民党・公明党を煽るつもりはありませんが、
商店街や農林水産業の皆さん,非正規労働者の多くの皆さんが、
いつまでも自公支持であるのが不思議であります。

ガソリンスタンドのご主人も、
「野党は、反対ばかりしている!」と、
一部メディアの扇動報道をそのままに語っていました。

今週は、家にいるときは、できるだけ衆参予算委員会の様子をNHK総合でみました。

日頃思っているのですが、
このお国のTVは、国会関連の報道がお好きでないようでうよね。
モーニングショーもワイドショウーも、些末なことを延々とやっていますなー。

ボーッとしていますと、
このお国はどこかに往ってしまいそうな不安を覚えます。

TVは、市民の眼をどこに向けようとしているのか?
心配 心配。

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安倍晋三氏の「証人喚問」を求めます。

2021年12月16日 23時08分07秒 | 日乗

韓国の大統領。
退任すると、収監されるケース多々報道されます。
本当に怖い国だと思います。
韓国史上初の女性大統領だった朴槿惠前大統領。
事件の内容は別としますが、懲役の実刑が下されています。

実刑はともかくとして、わが日本国。
国家の最高権力者に対する追究が甘いと感じています。

公文書改ざんを強いられて自死した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さんを巡る訴訟。
国は、約1億円の支払いで幕引きのようです。

もし、国に落ち度がなかったら、徹底的に争うでしょう。
また、国が少しの落ち度なら、争うか賠償金の折り合いを重ねて示談にするでしょう。
突然の、全額の賠償金の支払い。
国側は、(まっ黒)であることを認めたということです。

でも、国は悪さをしません。
悪さをするのは、悪さをしたのは、国の(最高権力者)です。

先ず、当時、最高権力者であった安倍晋三氏は、
しっかりと説明しなければいけません。
また、責任をとるべきです。

ぜひ、「証人喚問」を実現してもらいたい。

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「真実」を大事にしあいたい。

2021年12月16日 11時42分38秒 | zoom法音道場

本日のZOOM法音道場。
前半は親鸞さまの『正像末和讃』をうたいました。
後半は井戸端。本日の話題のキーワードは「真実」。

昨今、このお国から「真実」の空気感が感じられませんネー。
親鸞さまは、「真実」を大事にされました。
主著は、
『顕浄土真実教行証文類』
 「顕浄土真実教」
 「顕浄土真実行」
 「顕浄土真実信」
 「顕浄土真実証」

「真実」を大事にされた親鸞さまのお姿がうかびます。

仏教と政治を重ねることはできません。
また、何が「真実」かを指し示すことができる人もいないでしょう。
ただ、人間世界(社会)で、
「真実」を大事にしようとする空気感・雰囲気が共有されない社会は最悪だと考えます。

凡夫(未熟)な独り独りが、
「真実」を大事にする・共感できる社会を、ボクは希求したい。

さて、メンバーのIさん。
大学時代の友人と、新聞の切り抜きを交換しているそうです。
独り独りが、好きな新聞を選び、好きな記事を切り抜いて交換しているそうです。

Iさん曰く
「最近は、新聞を読む人が少なくなりましたね。webでいろいろなニュースを見ているのでしょう。
マア、家庭でも、政治の話をしないようですよね」と。

同感です。

Yahooニュースによりますと、
元大阪市市長で弁護士の橋下徹氏が、
財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さんの妻雅子さんが国に対して訴えた裁判。
国は「認諾」。賠償金を全額支払いに対して、
「ひどい政府」「国民をバカにしすぎ」と厳しく批判した由。

ボクは、橋下徹氏は、あまり好きではありませんが、この件は同感。

ただ、「政府」は良くも悪くも、トップ(内閣総理大臣・首相)の責任が第一義でしょう。
「ひどい政府」の主役は、
元内閣総理大臣・首相の安倍晋三氏とはっきりと言いましょうョ。

先ずは、安倍晋三氏を、「証人喚問」しましょう。

「認諾」でことをすますようでしたら、岸田内閣も早々にアウトです。

マア、自民党が党を割って、古いウミを出し切る位の気概を見せてくれたら、
日本の政治もかすかに、期待が持てますネ。

ボクもニュー自民党を支持しますよ。(笑)

 

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安倍晋三氏は、議員をやめましょう。

2021年12月15日 22時03分33秒 | 日乗

昔話です。
小学校に勤務していた頃の話です。
「ディベート教育」というものが教育現場におろされて、
児童生徒に「ディベイト」のやり方の授業研究がありました。
それは、テーマを児童にあたへ、クラスを2グループに分けて議論させるものでした。
その時の都の教育委員会から派遣されて指導主事の話に耳を疑いました。
指導主事から先生方への指導は、
「もっと児童間の議論を活発になるよう指導しなさい。
根拠や理論立てなどはどうでも良いことです。
揚げ足取りでもかまいません。
要は、議論で相手に勝つことです。
ヤリ負かすことです」と。
当時、ボクは、直接にその研究授業には参加していませんが、
奈落の底に落とされた気分でした。
このような教育が拡がると、独り独りの人格が尊重されず、
強者中心・優先の社会になることを危惧したものです。

さて、公文書の改ざん問題で自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫さんの奥さまが、
国と当時の理財局長を相手取った損害賠償を求める裁判。
12月5日、国は賠償金を全額支払うことで、裁判を終わらせるそうです。

赤木さんの妻の雅子さんは、
「ふざけんなと思う」
「夫がなぜ死んだのかを知りたい」
「お金を支払えば良い問題ではありません」
「惨敗したような、大負けしたような気持ちです」と。

ボクは、赤木さんの奥さまのお気持ちに共感したいと思います。

結論を先に言いますと、
「元首相・安倍晋三氏、前財務大臣・麻生太郎氏を証人喚問しましょう」
また、
安倍氏は、国会で
「私も妻も一切、この認可にもあるいは国有地の払い下げにも関係ないわけでありまして(中略)
私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、
それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい」
と述べています。

本日の記者会見で、鈴木財務大臣は「国の責任は明らか」と述べています。
安倍晋三氏には、即、国会議員をやめてもらいましょう。

また、国土交通省の統計調査の書き換えも問題も顕在化しています。

上げたらきりが無いほど、
安倍長期政権は、負の遺産のこしましたね。

また、安倍晋三氏を支えた、自公与党、議員各氏、官僚、報道(特にTV)の責任は大です。

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「煩悩菩提一味なり」

2021年12月14日 21時44分50秒 | 日乗

zoom法音道場。
毎週、月・火・木・金、午前10時55分~11時30分に
親鸞さまの『三帖和讃』をうたっています。
今日は、大谷声明集『正像末和讃』(法蔵館)の4組目から3首をうたいました。

ご参加の皆さんは、お寺とは関係のない一般のご婦人ですが、
これまで、『浄土和讃』『高僧和讃』とうたってきましたので、
随分上手になりました。
節符の理解も進んでいます。

本日の「和讃」は、

弥陀の智願海水に
他力の信水いりぬれば
真実報土のならひにて
煩悩菩提一味なり

ボクの大好きな「和讃」の一首です。

いつも、この「和讃」をうたうとき、
道元さまの『正法眼蔵・海印三昧』と重なって併読しています。

zoom参加のメンバーのご婦人のKさん。
大変、真面目で熱心なお人柄です。
それゆえに、「むずかしい」「ムズカシイ」を連発します。
まじめの方は、どうも(頭で理解をしようとする)ので「むずかし」が出るのでしょう。

ボクは、半分冗談で「智願の海水にボチャンですよ」とアドバイス。
「他力の信水にはいる」のが難しいようです。(笑)

南無阿弥陀仏

 

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来年からの「ZOOM法音道場」の予定

2021年12月13日 22時54分08秒 | 日乗

コロナ禍の中、昨年5月からスタートした「zoom法音道場」

*月曜日・火曜日・木曜日・金曜日コースは、
 『三帖和讃』うたう&井戸端でした。
 
 現在、『正像末和讃』をうたっていますが、そろそろ一回り終わります。
 そこで、来年からは、
 
 月曜日・・・『正法眼蔵・現成公案』音読&井戸端

 火曜日・水曜日・・・『三帖和讃』をうたう(二廻り目)&井戸端

 金曜日・・・『顕浄土真実教行証』音読&井戸端

の「三コース」でスタートします。

ぜひ、ご参加ください。

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自民・山崎拓氏に1年間の党員資格停止

2021年12月13日 21時49分03秒 | 日乗

yaho-ニュース 21時05分 東京スポーツWeb版より。

先の衆院選で、大阪は維新旋風。
立憲民主党の辻元清美氏が落選でした。

選挙運動の最終日、
自民党の重鎮・山崎拓氏が辻元清美氏の応援演説に立ちました。
マア、ビックリの出来事でした。
一市民としても、このニュースを聴いたとき、「何?」と思ったものです。
同選挙区には、自民党議員も立候補。
安倍晋三氏他、大物議員も応援に入っていましたのでこれは党内では大問題でしょう。
山崎拓氏に対する1年間の党員資格停止。
党員ではありませんので、この処分が妥当かどうかは分かりません。
ただ、党内ルールでは、処分はされるのは仕方がありません。

個人的な意見ですが、
辻元清美氏は、特別に好きな政治家という程ではありません。
市川房枝氏、土井たか子氏に繋がる市民運動出身の女性議員。
第40回選挙(1993年)の選挙で新党さきがけから立候補して当選。
自民党では高市早苗氏、野田聖子氏が当選し、女性衆議院議員として活躍。
小泉元首相に対して、予算委員会で「総理 総理 総理」が記憶に残っています。
党派に関係なく、有力な辻元氏の落選は大きな損失ですよね。
特に、自公与党、維新等が「憲法改正」に前のめりの時節。
残念な思いです。

実は、数日前、YouTubeで、辻元清美氏・早野透氏・佐高信氏の対談を聴きました。
今回の選挙の裏話、山崎拓氏の応援の背景、大阪の維新の実態、コロナ対策、等々
興味深い内容でした。

早野透氏・佐高信氏は、辻元清美氏の国政復帰を全面的に応援すると。

辻元清美氏には、国会で活躍してもらいたいものです。

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里村専精師「浄土真宗にようこそ」No130

2021年12月12日 22時58分44秒 | 里村専精師の言葉

12月のカウンセリング研究会【くりのみ】

◇12月24日(金) 午後6時30分~8時30分

 道元とカウンセリングコース 『正法眼蔵』講義&坐禅
 講師:駒澤大学教授 石井清純先生

◇12月25日(土)午前10時~12時
 親鸞とカウンセリングコース 『教行信証』音読&井戸端

★ぜひ、お立ち寄り下さい。会場は、「タワーホール船堀」です。

 

里村専精師の
「浄土真宗にようこそ」NO130をお届けします。


有為の奥山は、宛てにならない我々の世界です。
いろは歌は、これを超えて生きろと歌います。
世親菩薩は、唯識の学びを大成して願生道を示されています。
仏道を挙げて、一人の念仏者として最後の生を確保されました。
ここに有為の奥山を、いかにして越えるかが示されています。
人間は大きな生命海の中で、小さく自分を決めます。
そして本来的な生命を、小さく見積もってしまうのです。
こういう小さな自己に死んで、大いなる生命界に還る。
それが「往生(=utpadya)決定」なのです。
法蔵菩薩は、大いなるブッダ(世自在往仏)を見ました。
そして雄大な決断を持ちます。
その雄大さは、現代人の忘れた決断です。
現代人は、目先の小さな目標だけにこだわります。
本来の生命は、雄大な悲願に目覚めてこそ覚醒します。
それを「往生治定」と、私たちは学ぶのです。

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