音の空間

2009年11月28日 | jazz
「空間を大事に」「空間をつくる」とは、どんなアートの世界でも言われることだが。

つまり、空間、余白の美。

ピアノのレッスン時にも、先生によくこのことを指摘される。
先日も、のべつまくなしにジャカジャカとバッキングでリズムを刻んでしまい注意をされた。
結局、演奏するときの気持ちの余裕が無いから、ついつい手が勝手に動き、馬鹿みたいに弾き過ぎてしまう。

しかし、余白をつくるのは私には難しい。
絵などと違い、音は待ってくれないし…。

沢山のフレーズが頭の中の引き出しに詰まっていて、自在に取り出せたら良いのだけれど、それはまだまだ。
先生にそんなことやら、いろいろとぼやいたら転換期が来ているのかもと言われた。
確かに5年目に入り、多少はマンネリしてきた感はある。
先生に沢山アドバイスを頂いたけれど、やはり今まで通りということになった。

しかし、先生が勧めて下さったラウンジで弾くようなソロピアノを弾いてみるのもも、気分が変わってたまには良いかしらと思った。
そんな楽譜を探してみましょう。

次のレッスン曲は Stella By Starlight に決めた。
リリカルなメロディーの多い、ヴィクター・ヤングの曲は子供の頃から好きだった。
この「星影のステラ」は、彼の代表曲と言われるけれど、私にとってヴィクターヤングといえば、やはりジェームス・ディーンの「エデンの東」かな。


そして、12月の忘年ライブが決まり、私は2曲を弾く予定。
ところが、なんと私が大トリで impressions を弾くことになった。

これって、ただの年功序列で決めたのに違いない(苦笑)

若くて上手な人がいるのにぃ。
コメント
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