今朝は、真珠色と言うより、
灰色の空で明けました。
雨は上がっていましたが、
今にも降りそうな空に、
変わりありません。
それでも、お昼頃から
雲の切れ目から太陽も・・。
それも、今では抜けるような
青空に。何だか、こんな青空、
久し振りのような気がします。
早いもので今日から10月なのですね。アッと言う間に、カレンダーも残り3枚。
この所の時の過ぎる早さは、目まぐるしくて、息をつく暇もないほど・・。
しっかり地に足を着けて、歩いて行きたいのですが・・。
“9月は、いつの間にか去り、
黄金色と真紅の美しい10月 になった。・・・・・
森には紫色の静けさが垂れ込め、金色の日光が洩れ射していた。”
【「アンの青春」 第21章】
もう何度も記していますが、『アンの世界』 の 10月は、それはそれは、
美しいようです。 日本の本格的な紅葉は、後1ヶ月以上も待たなければなりませんね。
面白いのは、今より遥かに時は、ゆっくり流れていたと思われる時代。
それなのに、前述の引用したフレーズもそうですが、
人々は口々に時の流れの早さを、移り変わりを、言っている事です。
その事に、妙な安心感も覚え・・。
そうそう、今朝、庭に出てみましたら・・。
昨日のキラキラ輝いていた蜘蛛の巣は、もう影も形もありません。
雨の重みに耐え兼ねたのか・・はたまた・・。
あんなに蜘蛛が、一生懸命に織った傑作でしたのに。
今日も、前置きが長くなりました。
さて、その蜘蛛を真似た
訳ではありませんが、一つ、
レースのポーチが完成です。
煩(うるさ)くならない程度に、
ビーズを散らしました。
これは、ご近所のおばあちゃまに
差し上げるつもりです。
散歩が大好きで、
とても可愛いおばあちゃま。
「おはよう! お花が綺麗ですね。」
家(うち)の前を通られる時は、必ずお声を掛けて下さって・・。
笑顔が、とても素敵な方なのです。
そして、こちらは・・もう随分前になりますね。
なぜか気が乗らなくて、強制終了 してしまった、レース編みです。
それを解(ほど)きながら、もう一度。
(写真は、始めたばかりのテーブルセンター。直径60㎝の予定)
どんな模様にするか、なかなか決まらなかったからなのですが、結局、
クラシカルな模様で落ち着きました。今度は、最後まで仕上げられそうです。
いいえ、仕上げなきゃ! レース糸だけは、腐るほど? あるのですから。