【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秋桜揺れる季節

2008-10-13 16:55:28 | 路傍の花~道草


    今日も昨日と、ほぼ同じような
   朝を迎えました。それにしても・・。

    起床時間は同じなのに、
   既にカンカン照りだった、
   あの夏の日・・。

    ついこの前のような気がするのに、
   随分前のような気もして・・。

    今では、すっかり
   日の出も遅くなりました。

    そして、お月様。
   昨夜も、その美しさに変わりありません。そして・・。
   こちらにも、何度か記しましたが、お月様を眺めながら休むという幸運も・・。


   一昨夜は、それは、まだ頭上でしたのに、
  昨夜は少し斜めになり、その幸運に与る
  事が出来たという訳です。そう言えば・・

   アンエミリー は、月ですが、
  ジェーン は星を崇拝していますね。
  (今日も、父親からジェーンへの言葉)
 
   「・・・星の事を知らなければ
  ダメだ。星の事を知らないからと
  言って、責める訳ではないよ。
   灯火の煌々と輝く大都会の
  人間は、星から締め出されているからね。
  田舎の人達にでさえ、あまりに慣れ過ぎているために
  星の素晴らしさが分からないのだ。・・・」

                                     【「丘の家のジェーン」 第34章】

   青 ― 青 ― 青、そんな美しい
  空に誘われるように、
  今日も寄り道です。

   道端には秋桜が咲き乱れ、
  名も知らぬ花も。

   秋風に、そよそよと揺れるさまは、
  何とも言えない風情がありますね。

   「・・・今日のような日には、
  人は生きているという感じ
  を味わい、世界のあらゆる
  風が自分の姉妹だという気が
  するわ。
  この街道には羊歯の茂みが沢山あって嬉しいこと ――
  蜘蛛の巣のかかった羊歯が。
  蜘蛛の巣が妖精のテーブル掛けだというふりをしていた頃の事が、
  いえ、そう信じていた頃の事が思い出されるわ ――・・・」

                                         【「アンの幸福」 第2年目】

   我街の会報を読んでいましたら、ここは、「とかいなか」 なんだそうです。
  都会と田舎が、混在している・・。言い得て妙ですね。