【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ビーズのバッグに秋を込めて・・

2008-10-06 16:16:16 | 私の手作り夢時間


   今日も、霧雨の朝となりました。
  それも、目を凝らさなければ分からないような、細い細い雨・・。
  同じ雨でも、こんな雨、なぜか好きなのです。

   土砂降りの雨は、絵にはなりませんが、霧雨は名前もそうですが、
  ロマンティックに他なりませんもの。

   傘を持たずに、トレンチコートの襟を立て颯爽と・・。
  こんなスタイルには、憧れてしまいます。
  ~なんて、のっけから脱線していてはいけませんね。
  
   こんな事を言っていますが、午前10時頃からは、薄暗かった室内も、
  明るくなって来ました。どうやら、お天気は回復傾向にあるようです。

   「あたし、室内と戸外の優劣を比べている所なのよ。」
  「今日は大人しやかな家庭的な喜びに浸る気が、しませんわ。
  一人になって、自由に、野生的になってみたいの。・・・・・」

                                   【「アンの愛情」 第25章】



   ともあれ、雨の日は、室内と戸外の優劣に逡巡する必要がありませんので、
  気持ちが随分、楽な私です。

   こんな日は、大人しやかな、家庭的な喜びに浸ってみたくて・・。
  雨の日は、いつも・・上のアンの言葉とは、逆の心境になるという訳です。

   そんな訳で・・。やっとの事で、自分用のビーズのバッグを完成させました。
  実は、これも長い事、放って置いたものです。

   しかも、その期間が、あまりにも長かったので、全然、網目の調子が違うのです。
  なので、ほとんど編み直し状態から始めました。

   ビーズのバッグは、小さい物が、多い中で、これは、そこそこの大きさです。
  (長札財布、入ります) と言っても、黒色のレースは、目が疲れますね。
  当分、ゴメンです。

   これに比べれば・・。
  平面上の、それも淡い糸で編む、テーブルセンターなんて、何と楽なのでしょう。
  糸も大きいので、スイスイです。

   それはそうと、先日の 「英国展」。
  細い細いレース糸で編んだ替え襟が、沢山出品されていました。
  とても優雅で、素敵なのですが、替え襟なんて、普段ほとんど使いませんものね。

   私も以前、フィンランドの方に頂いた事がありますが、
  そのまま一度も使わずに、引出しの中に、しまったままです。
  でも、その繊細な美しさは、溜息もので、時々出して、眺めてはいますが・・。