

でしたが、今日も、こちらは
秋晴れとなりました。
日中は暖かくなり、そんな
お天気にも誘われ又々、
私のいつもの癖?が
顔を覗かす羽目に・・。
という訳で、
今日も帰途は道草です。
“・・・グレン村は、長閑さそのものだった。
空には銀色に輝く雲が浮かんでいた。
虹の谷は、柔らかな幻想的な紫の秋のもやに、包まれている。
楓林は、燃えている繁みのように見え、
裏庭のはまなすの生垣は、えも言われぬ色合いだった。”
【「アンの娘リラ」 第9章】
上の描写は勿論、『アンの世界』 の10月ですが、
こちらの世界も少しずつ、少しずつ・・紅葉しているような気がします。
つい先日などは、ほとんど何も感じなかったのですが・・。
桜の葉っぱや、メープルリーフ等など・・。
まだまだ緑が勝っていますが、近くの山も、所々、
赤くなっているのが、肉眼でも見えるようになって来ました。


何だか、こんな光景に出会うと、
訳もなく嬉しくて。
でも、こうして、この一画だけ
眺めると、どんなに山深い里? と
言った、風情ですね。
それが、そうでない所が、
俄かに私の冒険心を
くすぐるのかも知れません。
道をたった一つ隔てただけで、
全く違う、異次元にも思える世界。
タイムスリップしたように、そこには昭和の世界が広がっているのですから・・。


小さな花は、何でしょう・・?
それが、一面にビッシリ・・。
この近くの田圃(たんぼ)の休耕田には、
秋桜や、こうした花々が植えられています。
都会の中の、
コンクリートに囲まれた田圃や畑・・。
拝見する限り、良く手入れされており、
ほっと胸を撫で下ろしている私がいます。