【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

心の灯(ともしび)

2008-10-24 15:45:15 | 香る庭の花綴り


 


   今朝は、肉眼では雨はやんでいるように
  見えましたが・・降っているのか、いないのか・・? 
  そんな空になりました。

   そのまま推移し、午後2時頃には、
  雲間からやっと青空が見えて来ました。

   それにしても暖かい!! 
  本当に、(口癖の)「今、何月!?」 と、
  思わず声を上げてしまう程の気候です。

   その証拠に、ひとたび庭に目をやれば・・。
  真っ赤なハイビスカスは咲き、葉っぱは、
  さすが少なくなりましたが、朝顔も・・。

   もうすぐ11月だと言いますのに、
  未だに夏の花が、健在です。

   勿論、ペチュニアは、ここ数年、秋の花の如く、咲き誇っています。
  去年も同様の事を記した記憶がありますが、つい何年か前には、
  夏の終わりには、すっかり姿を消していましたのに・・。

   尤も、危惧している温暖化ばかりではなく、品種改良も進んだのかも知れませんね。
  そして、春に咲いた花が、もう何度か、花芽を付けたのが、写真の紫や青の花です。
  大好きなこの色の花を見ると、本当に爽やかな気持ちになります。

   “暖かい日には、いつもアンは庭仕事にいそしみ、
  日暮れに近い日光が真紅の楓に当たる色に酒のように陶酔し、
  束の間の美の、えも言われぬ悲しさを楽しんだ。
   ある金灰色に煙る午後、アンとジェムは、
  チューリップの球根を全部植えた。
  それは6月になると、薔薇色、緋色、紫、金色となって
  復活するのであった。”
                    【「炉辺荘のアン」 第29章】

   この描写は、『アンの世界』 の10月ですが、そろそろ我庭にも、
  来年の春の準備をしなければ、ならないのかも知れませんね。

   しかしながら、前述のように季節感のなくなった昨今ですから、もう少し先でも、
  構わないかも・・。~なんて、なかなか腰の上がらない私です。
 
 

   ところで、今朝の新聞に素敵な詩を見つけました。パッと灯った心の灯り。
  何と18歳の中川君。匿名でない事も新鮮ですし、名前も今風の名前ではなく、
  昔ながらの日本男子の名前。日本の未来を感じました。

                小さな詩

        君と出会って 命を感じて
        気付かなかった
        小さな奇跡を見つけた

        一輪の花を 鳥の囀りを
        美しいと思える
        この心をありがとう

        君と出会って 
        小さな詩が生まれた

                          中川 龍太郎(18)