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刻々と変わる朝の空は、
見ていて飽きません。
午前10時頃には、
鰯雲(いわしぐも)。
その後、刷毛(はけ)で
ス~ッと描いたような、
雲になったかと思いますと・・。
午後には、ポカン、ポカンと、
気持ち良さそうに、
ぽっかり浮いていて・・。
こちらは、今日も秋晴れです。と言っても、気温は高め。
外で活動するには、昨日同様、少々、汗ばむ陽気かも知れません。
それにしても、辺りが少しずつ、少しずつ・・色付いて来ましたね。
その上今は、どこに出掛けても金木犀の香りで一杯!!
“いい香り・・” と思えば、その家の庭には必ず、小さな金十字の金木犀の花が・・。
こんなにも、この花木は人々に愛されているのかと思う瞬間です。
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10月10日だったのですものね。
抜けるような青空と、
金木犀の香り・・。
日本が一番、いい季節だったの
だと、今更ながら思います。
まさに、日本人ならではの、
“もてなしの心” なのでしょうね。
“蜂蜜色の秋の日差しが、
エイブル・ブレア爺さんの戸口の周りの、真紅や琥珀色の楓に、
さんさんと注がれていた。・・・” 【「アンの友達] 3.】
ついこの間まで、青々としていた稲も、いつの間にか、黄金色に色付いて来ました。
真紅や琥珀色の楓こそ、まだですが、もうそろそろ稲刈りも行なわれ・・。
去年も、記した記憶があるのですが、今年も、こんな 【稲架】 (ほさ)を見つけました。
冒頭の写真もそうですが、稲架の写真も、何だか懐かしい光景ですね。
新聞にも載っていたのですが、幕末以来、日本を訪れた外国人が、
美しく手入れされている、日本の国土のさまに、心底驚いていたそうです。
それは、自然の景観も然(さ)る事ながら、良く耕された田畑であり、
手入れされた森だったそうです。~(土屋喬雄他訳 「ペルリ提督日本遠征記」 より)
しかしながら、写真のような光景を見るにつけ、まだまだ伝統は息づいている事が、
感じられ、なぜか嬉しいのです。
何と言っても、汚染米が転売される世の中になってしまったのですから・・。
でも日本人は、元来、勤勉な国民であり、その勤勉さが、
もたらしたこその“美” なのだとか。
当然、そこには労働と規律が、不可欠とあります。
本当に、その通りですね。投げ捨てられたゴミを見る度、そのように思います。
本来の、日本人気質を取り戻したいものです。