【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

路地の秋

2008-10-18 18:03:48 | 路傍の花~道草




   今朝のこの空が示しますように、
  今日は雲一つない秋晴れと、
  なりました。

   やはりと言いますか・・
  日中は、今日も汗ばむ陽気に。

   そうそう、この季節は、
  本当に月が綺麗ですね。

   昨夜は、十七夜の月でしたので、
  立待月たちまちづき
 
   今宵は、十八夜で居待月いまちづき。座って待ちます。そして、その次が寝待月ねまちづき
  文字通り、寝ながら待ちます。最後が、更待月ふけまちづき。夜も更けて出て来るからとの事。

   欠け行く月に対する人々の想い・・。
  それは、季節の移ろいにも感じますし、
  人生の黄昏にも通じるものもあり・・。

   人々のそれは、月に託してその想いを
  表わしたのかも知れませんね。

   さて、そんな空の下(もと)、
  今日も外出となりました。

   見渡す限り、どこにも雲は、ありません。
  一昨日と同じですね。

   その吸い込まれそうな青い空は、
  自転車に乗っていると、ついつい空を
  見上げてしまい、そこに向かって漕いで
  いるような錯覚を覚えるものです。

   そして私は、今日も道草。
  いつもの道とは、大分外れてしまいました。

   「この道を探検してみましょうよ。」
  “二人が再び歩き始めた時、古い柵の間を走る、
  秋の麒麟草 が、一杯咲いている街道を見てアンが言い出した。”
  「かまうものですか。この道を行ってみましょうよ。
  あたしは元々横道が大好きなの。」
          【「アンの幸福 第2年目】

    アンさながら、私も横道に
   逸れてみる事にしました。

    たっぷり取った敷地に柿の木は、
   ここでは当たり前のように。

    ただ、左の写真のような大きな
   大きな、公孫樹(いちょう)の木には、
   びっくり!!

    樹齢何百年・・? と、
   思われるほどのそれが、
   一般のお宅の庭にあるのですから・・。

   公孫樹は、植えても銀杏(ぎんなん)が実るのは、孫の代になってからだそうです。
  そんな木を大切に育てていらっしゃる事には、頭が下がります。
  そして、植物のスケールの大きさには、これも驚かされます。