



そんな天気予報に反して、朝から雨。
今日は、晴れたら出掛けるという事に、
していましたので、ちょっぴり複雑な?
気分です。
でも、ホッとしている部分も。
外も好きだけれど、最近ではそれ以上に
家の中にいるのも大好きなのですから。
それにしても、あの夏の激しい雨は、
どこに行ってしまったのでしょう。
今ではすっかり影を潜めました。
しっとりと煙るような霧雨。
雨さえも秋になると、このように物想いに耽(ふけ)ってしまうのでしょうか・・。
細い細い雨が、ある時はやんでみたり、又ある時は、降り出してみたり・・。
そんなサマを、ふと “物想い” ~なんて、感じたものです。
「・・・今朝は、こんなに日が照っていて、ほんとに嬉しいわ。
でも、雨降りの朝 も大好きなの。朝は、どんな朝でも良かないこと?
その日にどんな事が起こるか分からないんですものね。
想像の余地 があるからいいわ。・・・・・」
【「赤毛のアン」 第4章】
アンも、こんな風に言っていますものね。本当に朝は、どんな朝でもいいですね。
それに、「晴耕雨読」 なんて、言葉もある位ですもの。
ところで、冒頭の写真。
つい昨日までは、この夏、窓辺という窓辺に植えた、「ローズゼラニウム」 が、
思いの外育って、家にいながら、“自然のアロマ~”

なんて、一人、悦に入っていたものです。ところが・・。
それは・・今朝、突然やって来ました。その金木犀の香りは・・。
そう言えば、我家の金木犀・・随分、背丈が高くなっているのです。
なので・・今の今まで、金木犀の木に小さな花芽を付けている事など、
全く気付かなかった・・という訳です。
尤も、金木犀の香りは、「ある日突然」 が特徴なのだそうですね。
こんな事も、本当にアンの言う通り。その日に何が起こるか、分かりません。
金木犀の香りのような、ロマンティックな 「ある日突然」 は、大歓迎ですが、
嫌なそれは、困ります。それだけは、お断りしますね。
「木犀の はかなかりける 初恋の
人とあひ見し 袖垣おもふ」 ~ 木下 利玄
さて、金木犀は秋の香りそのものですが、庭には、まだまだ夏の花が、
頑張って咲いてくれています。
ペチュニア、日々草、ハイビスカス等など・・。
私の庭には、秋と夏が仲良く・・混在しています。