

カーテンの隙間から、
洩れこぼれる光で十分感じられた、
こんな快晴の空!
こんな時、いつもの事ながら、
カーテンを開けるほんの僅かな
時間さえ、もどかしくなります。
それにしても・・。
昨夜、何気なく眺めた、
夜空の美しかった事!
夜の静寂(しじま)と言う雰囲気が、ぴったりの 「丑三つ時」。
窓を開けると、ツンと肌を差す冷気が・・。
でも、そんな事は、澄んだ夜空に燦然と輝く星に比べると、何でもない事です。
そうなると、明日(6日)が 「上弦の月」 のお月様も探しましたが、
残念ながら、視界にはありませんでした。きっと建物の陰に隠れていたのでしょう。
“・・・夜一人で外にいるのは大好きだった。 時折、星を横切る
白い大きな雲も好きだった。夜と二人きりになると、
いつも感じるのだが、何か素晴らしい秘密を暗闇と
分かち合っている気がした。・・・”
【「丘の家のジェーン」 第24章】


以前にも載せました、
稲架(ほさ)の写真です。
最近では、こんな光景、
すっかり見なくなりましたが
日本の秋の懐かしい光景
ですね。
前回は、その稲も、少し
残されていましたが、今日は
全て刈り取られていました。
稲架の数が増えていますね。
そして、田圃を見下ろすこの場所、私はなぜか好きで、帰途、時々立ち寄ります。
すぐ側には小川も流れていて、私だけの秘密の場所。
そして、先日来から気付いていた事・・。草ぼうぼうの一面の原っぱで、
向こうには行けないと思っていたのに、1本の緑色の径、いいえ、
今は黄金色の径を、どなたかが作って下さっているのです。
その向こうには、行った事のない未知の森が・・?
でも、未だにその径を通る事に、躊躇(ちゅうちょ)している私がいます。
もう少し早い時間だったら・・とか、言い訳しきりですが、意外に怖がりなのです。
でも、そこは妖精の森? かも知れませんのに・・。
となると・・アンならぬ、アリスになって、探検してみましょうか・・。