【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

茜色に続く道

2008-11-18 16:16:16 | レトロ(素敵)な空間~散策



【昭和のノスタルジーを感じる街並み・大きな樫の木】


   今日は、こんな優しい空になりました。
 気温は朝こそ、高め? でしたが、
 日中は(昨日に比べれば)
 少々、肌寒くなりました。

   天気予報では、夜辺りからもっと
 下がるなんて言っていましたが・・。

   ところで、夏の花が、
  未だに咲いている我家の庭。

   昨日、もう終りかと思っていた朝顔が
 2輪、花開き、今日も咲いています。

   後の蕾は、全くありませんので、
 これで本当に最後でしょう。長い事、
 お疲れ様でした。それにしても・・。

   ハイビスカスは健在ですし、今のこの
 季節なのに、もう来春のパンジーまで、
 花を咲かせているのですものね。庭を見る限り、季節感はないも同然です。

   季節と言えば・・。今年こそ、虫の音の終わりを確かめようと思っていましたのに、
  又々、うっかりしていました。長い事、鳴いていたのですが・・。
  いつの間にか、バッタリ・・です。私とした事が・・迂闊(うかつ)でした。
 


   さて、今日も昨日の散歩
 の続きです。

   上の写真の “昭和の
  世界” ? に、タイムスリップ
  したような街並みを抜けると
  又々、こんな家に遭遇・・。

   『アンの世界』 には、
   「ポールターさんの古家」 や
  「失望の家」 等など・・。

   人の住んでいない家が登場します。今日は、「もの寂しい家」 の登場です。

   “・・・ナンは ・・・ 『もの寂しい家』 に続く小道をいつも狂気の
  ように走り過ぎた。
   それは長い、薄暗い、樹木がアーチのように、かぶさった
  小道で、わだちの間には草が密生し、えぞ松の下には羊歯しだ
  腰の高さまで伸びていた。
   荒れた門の近くには、長い灰色のかえでの枝が、ナンを
  抱えようとする、じれた老人の腕のように伸びていた。・・・”

                                   【「炉辺荘のアン」 第37章】

    それにしても、こんな赤い蔦の
   絡まった家って、
   ロマンティックですね。

    完全な廃墟ならまだしも・・
   少しだけ木は伸びているけれど、
   見た目には、ほとんど変わらない
   まだまだ温もりのある家・・。

    そんな家が、あったりすると、
   たまらなくなります。

    『アンの世界』 に影響された訳
   ではありませんが、なぜか私も、
   気になって仕方ありません。