


【昭和のノスタルジーを感じる街並み・大きな樫の木】

気温は朝こそ、高め? でしたが、
日中は(昨日に比べれば)
少々、肌寒くなりました。
天気予報では、夜辺りからもっと
下がるなんて言っていましたが・・。
ところで、夏の花が、
未だに咲いている我家の庭。
昨日、もう終りかと思っていた朝顔が
2輪、花開き、今日も咲いています。
後の蕾は、全くありませんので、
これで本当に最後でしょう。長い事、
お疲れ様でした。それにしても・・。
ハイビスカスは健在ですし、今のこの
季節なのに、もう来春のパンジーまで、
花を咲かせているのですものね。庭を見る限り、季節感はないも同然です。
季節と言えば・・。今年こそ、虫の音の終わりを確かめようと思っていましたのに、
又々、うっかりしていました。長い事、鳴いていたのですが・・。
いつの間にか、バッタリ・・です。私とした事が・・迂闊(うかつ)でした。


の続きです。
上の写真の “昭和の
世界” ? に、タイムスリップ
したような街並みを抜けると
又々、こんな家に遭遇・・。
『アンの世界』 には、
「ポールターさんの古家」 や
「失望の家」 等など・・。
人の住んでいない家が登場します。今日は、「もの寂しい家」 の登場です。
“・・・ナンは ・・・ 『もの寂しい家』 に続く小道をいつも狂気の
ように走り過ぎた。
それは長い、薄暗い、樹木がアーチのように、かぶさった
小道で、轍の間には草が密生し、えぞ松の下には羊歯が
腰の高さまで伸びていた。
荒れた門の近くには、長い灰色の楓の枝が、ナンを
抱えようとする、捩じれた老人の腕のように伸びていた。・・・”
【「炉辺荘のアン」 第37章】

絡まった家って、
ロマンティックですね。
完全な廃墟ならまだしも・・
少しだけ木は伸びているけれど、
見た目には、ほとんど変わらない
まだまだ温もりのある家・・。
そんな家が、あったりすると、
たまらなくなります。
『アンの世界』 に影響された訳
ではありませんが、なぜか私も、
気になって仕方ありません。