
【インウォールクラータ】

快晴の空となりました。
久し振りのお天気、
日本晴れ。
カーテンを開ける時の
ワクワクした高揚感も、
何日振りの事でしょう。
それにしても、昨日の
夕焼けには驚きました。
空一面なのですから。
部屋の中にいた私の手が、一瞬ピンクに染まって・・アレッと思って、
空を見たのです。こんな事って、あるのですね。
360度、青の世界は経験ありますが、ピンクは初めてです。時間は丁度、午後5時。
僅か1、2分の天体ショーでした。まさに “刹那” の時なのですね。
“テディと一緒にブレア・ウォーターの土手に座り、朝の空の
珊瑚 の下に座って、ただ狂おしい、美しい、忘れられない、
馬鹿らしい夢を見るのは、何と言う楽しい事だろう。・・・・・”
【「エミリーの求めるもの」 第14章1.】
上の描写は、朝の光景ですが、これを “夕” にすれば・・なんて。
まさに、写真の空は、“珊瑚” でしたもの。珊瑚色の空!


思わぬ時間を
割いてしまいました。
先日来からのレース編み、
やっと仕上がりました。
心配していた糸も、
ぎりぎりセーフ。
でも、危ない所でした。
直径、105センチ。かなり
大きくなってしまいました。
今日は、グリーンの布を敷くつもりが、見つからなくて、こんな色になりましたが、
下に敷く布の色を変えれば、色々雰囲気も変わって面白いですね。
そうそう、以前に100番の細いレース糸で編んだドイリーも、一緒にお披露目です。
縁に、ご愛敬でビーズをはめ込んでみました。
最近、早く大きくしたいがために、かなり太い糸で編んでいましたが、
やはりレースは、細い糸の方が、優雅ですね。
スーザン が自慢していたのが、分かる気がします。
“・・・誰一人、100番 の糸で編んだ、5インチもの幅の、
クローセ編みレースを飾りに付けたエプロンを持っている者は
いないと思うと、良い心持ちだった。
1週間前、シャーロットタウンの博覧会で、スーザンは、
このレースで1等賞を取ったのである。”
【「炉辺荘のアン」 第34章】