

スカッと晴れ渡った空になりました。
それに、この季節の休日の朝は、
雨上がりでなくても、
“空気が、ピカピカ
光っている”
~ように感じられます。
気温も、ほぼ同じ。いいえ、若干、
今日の方が、低いかも知れません。
今日も、小春日和には間違いありません。
“・・・こけももの茂みは緋色に変わり、
枯れた羊歯は、深い赤褐色をしていた。
納屋の裏の漆の葉が赤く燃え、
上グレンの乾いた収穫畑のあちこちに緑の牧場が
点在しているのが見えた。
芝生の蝦夷松がある隅には金色や赤褐色の菊が
咲いている。・・・” 【「炉辺荘のアン」 第29章】

実は、10月の描写です。
明日から12月になる、今現在の景色と、
ほぼ同じだな・・と、感じてもいます。
そして、こちらの紅葉は、我家のもの。
今年は、こんなに鮮やかに染まりました。
さて、話は、ガラッと変わって。
今、巷では、NHKの 「篤姫」 が、
話題と言うか、人気ですね。
私も見ていますが、薩摩側からの視点に
なっていますので、長州側からも、
その世界を覗いて見たくなりました。
それで取り出したのが、こちらの司馬遼太郎著
『世に棲む日々』 です。この本、随分前に読んだもので、もうすっかり忘れています。
それでも、吉田松陰と高杉晋作の素晴らしさに圧倒された事は、覚えています。
こんな世の中の、“今” だからこそ、読みたい本・・。そんな気も、しています。

たいして興味など、ありません。
憧れの人に少しでも近付きたくて
・・なんて、ちょっぴり甘酸っぱい
思い出のある本。
改めて読んでみると、結構、
面白いですね。夢中になりそうです。
そうそう、明日は、友人と、先日
取りやめた、京都行きのやり直しです。
高台寺には、もう行きましたので、どこか違う所に・・。
紅葉狩り、まだ大丈夫ですね。でも、別に紅葉狩りでなくても、いいのです。
あそこで、お食事して、お茶は、あのお店で・・。そして、雑貨のお店をぶらりと覗く・・。
素敵な事を求め合う気持ちが一緒ですので、それだけでも十分、楽しいですし・・。
例の硝子の林檎も、探してみるつもりです。