「あら、早咲きの小さな薔薇が1輪咲いているわ。 美しいこと。 あの花は自分が薔薇な事を 喜んでいるに違いありませんわね? 薔薇が話せたら素敵じゃないかしら。 きっと、素晴らしく美しい話を聞かせてくれると思うわ。 それに ピンク は世界中で 1番魅力のある色じゃないかしら。 【「赤毛のアン」 第5章】 |
起床時の空は、
どんよりとした曇り空。
気温も20度近くあった昨日よりは
下がったものの、それでも大層、
暖かい朝と言っていいでしょう。
早い時間には目を凝らさなければ
分からないようなごく、ごく弱い雨。
でも、その雨のせいなのでしょうね。
お隣の白梅の花びらがチラチラと
雪のように舞って・・。
さながら舞い降りた、「白梅雪」 ですね。
さて、久し振りに薔薇の登場です。
庭に咲いたのではなく、
今回、買い求めたもの。
今年こそ、庭を薔薇の花で
埋め尽くしたいから・・~なんて。
ただ “美しいものは何とやら・・” で、夏場の虫には閉口させられますが・・。
とは言え、それを差し引いても有り余るものが薔薇にはありますものね。
兎にも角にも、この色こそ “バラ色の薔薇” ですね。
淡紅色。そう、ワインなら 「ロゼ」 の色。
同時に 「バラ色」 には、もう一つ素敵な意味もありますね。幸福、夢、希望・・。
エディット・ピアフが歌う 「薔薇色の人生」 は、その最たるものでしょう。
「あなたの目は私を俯かせる、唇には微笑みもない
その飾らないあなたの素顔は私を虜にする
私を抱きしめる度にあの人は私に囁く、人生は 薔薇色 だと・・・」
因みにこの歌は、シャンソン界最高の女性歌手、エディット・ピアフが
当時の恋人、イヴ・モンタンへの愛を綴った作品と言われています。