【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇色吐息

2011-03-01 16:16:08 | 薔薇の追憶


 
「あら、早咲きの小さな薔薇が1輪咲いているわ。
 美しいこと。
 あの花は自分が薔薇な事を
 喜んでいるに違いありませんわね?
 
 薔薇が話せたら素敵じゃないかしら。
 きっと、素晴らしく美しい話を聞かせてくれると思うわ。
 それに ピンク は世界中で
 1番魅力のある色じゃないかしら。  
                       【「赤毛のアン」 第5章】 




        起床時の空は、
     どんよりとした曇り空。

   気温も20度近くあった昨日よりは
   下がったものの、それでも大層、
   暖かい朝と言っていいでしょう。

    早い時間には目を凝らさなければ
   分からないようなごく、ごく弱い雨。

   でも、その雨のせいなのでしょうね。
    お隣の白梅の花びらがチラチラと
       雪のように舞って・・。
  さながら舞い降りた、「白梅雪」 ですね。

    さて、久し振りに薔薇の登場です。
       庭に咲いたのではなく、
       今回、買い求めたもの。

      今年こそ、庭を薔薇の花で
     埋め尽くしたいから・・~なんて。

   ただ “美しいものは何とやら・・” で、夏場の虫には閉口させられますが・・。
  とは言え、それを差し引いても有り余るものが薔薇にはありますものね。

   兎にも角にも、この色こそ “バラ色の薔薇” ですね。
  淡紅色。そう、ワインなら 「ロゼ」 の色。

   同時に 「バラ色」 には、もう一つ素敵な意味もありますね。幸福、夢、希望・・。
  エディット・ピアフが歌う 「薔薇色の人生」 は、その最たるものでしょう。

   「あなたの目は私をうつむかせる、唇には微笑みもない
  その飾らないあなたの素顔は私をとりこにする
  私を抱きしめる度にあの人は私に囁く、人生は 薔薇色 だと・・・」
 

   因みにこの歌は、シャンソン界最高の女性歌手、エディット・ピアフが
  当時の恋人、イヴ・モンタンへの愛を綴った作品と言われています。