

ジョン・ヘンリー・カーターとデーヴィーの2人で 白い雄鶏2羽の死刑執行を行い、 アンがそれを料理する下ごしらえをしたが、 いつもなら、いやでたまらないのに、 この肥えた鶏の行き着く先を思うと、 尊い仕事のように思われた。 アンはマリラに向かい、 「あたし、鳥の羽根をむしるのは好きでないけれど、 手だけに任せておいて、 心はその仕事に入れていなくても 気が済むからありがたいわ。 手は羽根をむしり、心は銀河を彷徨っているのよ」 【「アンの青春」 第16章】 |

今日も昨日に引き続き、雲一つない快晴の朝を迎えました。
でも、その寒いこと!
しかしながら日中は大層、暖かくなりました。昨日以上に。
今は朝晩と日中の寒暖の差が激しくなっています。
体調管理には気を付けないといけませんね。

さて、今日の写真。冬の間は家の中でじっとしていた我家の鶏たち。
今日は、暖かい日溜りの庭に下りて来ました。
狭い庭をあちこち移動していましたが、やがて・・「ハイ、ポーズ!」
ここでは デイヴィー たちのお腹の中に治まる事もなく、無事ですから。
~なんて。今日の 『アンの世界』 の描写は、
ロマンティックの欠片(かけら)もありませんが、これが現実ですものね。
実は、これらは 「ドア・ストッパー」。
中にレンガ半個とポリエステル綿が入っています。従って重量感はたっぷり。
それにしても、こんな日は、お得意の 「想像の余地」 が広がります。その光景は・・。
晴れ渡った今日のような朝は、アン と マリラ は早速、お洗濯でしょうか。
庭には今日も駒鳥が遊びに来ています。そしてそこには偶々、 ギルバート も。
この時とばかり、双子のデーヴィー達の世話は彼に頼み・・。
ポプラと樺の木の間に渡したロープには、
洗い上がったばかりの大きなパッチワークキルトが・・。
ベッドカバーでしょうか・・? 気持ち良さそうに風に揺れています。
勿論、ここは夏には、ハンモックが揺れますけれど。
春の日の他愛のない幻想でした~。