【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

日溜りの井戸端会議

2011-03-03 16:03:56 | 私の手作り夢時間


 
「でも樅の枯葉の匂いって確かに素敵ね。
 あたし、クッション を作って樅の葉を詰めようと思うわ。
 あんたも一つ作ったらいいわ、アン」

 「そうするわ・・・そして昼寝の時のにするわ。
 そうしたらきっと、あたし、木の精か、
 森の精になった夢を見るでしょうよ」 
                       【「アンの青春」 第6章】  


   「桃の節句」 の今朝は、
  屋根に薄らと白い雪が残る、
  すこぶる快晴の朝を迎えました。

   昨日の朝よりも一段と気温は
  下がったものの、それでも13度。

   その後も時折、風花は
  舞っているものの、それ程の
  寒さは感じなかったものです。

   ところで 「風花」 の事。
  朝、玄関の階段を掃いていましたら、
  
   白い花びらのようなものが
  ポツン、ポツン・・。

   一瞬、梅の花びらかと。
  と言いますのも今、お隣の梅の花が
  満開で、その白い小さな花びらが
  我家にも舞って来るのです。

   でも、その白いものは、
  落ちるとすぐに消えてしまいましたから勿論、雪。
  風花って、ああ、こういう事だったのか・・と妙に納得したものです。

   さて、冒頭の写真。
  部屋の中の暖かい場所から庭の日溜りに移動して行った猫達です。

   ちょこんと座って仲良く井戸端会議・・?
  実は、これらはクッションなのです。

   それにしても猫は寒い所が苦手な筈ですのに。
  でも、日溜りだけは特別なのでしょうね。
  それに冬中、家(うち)の中ばかりで少々、飽きたのかも知れません。
  ~なんて。

   アンのクッションのように、中に樅(もみ)の葉っぱを詰めたらいいのですが、
  生憎、樅がありません。代わりに底部分に、ラベンダーとセージの葉っぱを。
  ただ、このクッションを作って何年も経っていますので、ほとんど香りはありませんが・・。

   アンは、きっと冬の暖かな日溜りでは、
  樅の葉っぱの香りに包まれ、まどろむのでしょうね。
  
   それともパチパチと薪の爆(は)ぜる音を聞きながら・・
  暖炉の前かも知れません。
  
   そして夏は、樅の木陰で果樹園を渡って来る風に素敵な夢を見るのでしょう。
  アラッ!? あの猫達、今度は木の枝に。
  
   それにしても・・ラスティ、ジョセフ、セイラ猫(以上、パティの家)、
  ダスティ・ミラー(柳風荘)と・・思い付くだけ猫の名前を並べましたが・・。
  子猫は生まれたばかりで名前はまだない事にしましょうか・・。