【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

鏡の前のヒロイン

2011-03-20 17:07:27 | リラのお気楽ユメ日記




 
 「笑い がこの世界からなくなってしまったわ」
 と、フェイス・メレディスが嘆いた。(中略)
 「苦悶の叫びに満ちた世界ですよ」
 と、ガートルード・オリバーが言った。
 
 「少しは 笑い も必要ですよ。
 心からの 笑い は時には
 お祈り に劣らず良いものですからね ――
 ほんのたまにしかないけれど」
 と、プライス夫人は小声で付け加えた。
                   【「アンの娘リラ」 第12章】 



   起床時は、こんな
  晴れ渡った空で明けました。

   その後、パ~ッと太陽、
  ほどなく翳(かげ)り・・。

   そんな事を繰り返しながら
  いつの間にか曇り空に。

   今は、ごく弱い雨が
  降り出したようです。
  
   気温は引き続き
  暖かくなっています。

   ところで今朝、何気なく付けたテレビ。勿論、画面は東北大震災です。
  「俺は戦争、行った事ないけれど、戦争だよ、これは・・」

   どうやら元の場所に会社を探しに来たらしい2人連れの男性。
  漸(ようや)く探し当てたものの、がれきの山と化したその姿に呆然とし、
  思わず出た呟き。

   一方、チュニジアを発端として震災前から相次いで起こった民主化の嵐。
  とうとう、リビアでは戦争状態に入ったとか。

   まるで戦争のような爪痕を残す自然災害に襲われた日本。
  翻(ひるがえ)って、リビアのように自ら起こす戦争。世の不条理を感じます。





   上の 『アンの世界』 の記述も例に洩れず、戦時中のもの。(第1次大戦)
  特に今回の場合は、原発の事故も重なり、
  福島などの役所ごとの避難という現実は、疎開そのものですものね。
  こんな時、ついつい笑顔が消えている事に気付きます。

   小さな胸から? すぐに溢れてしまう嘆きも・・
  勿論喜びも、じっと見つめ、その度に心の姿を映し出してくれる鏡。
  鏡も又、心を落ちつけてくれるものです。

   そうそう、停電や電力節減の折から
  蝋燭を使う事が多くなっているようです。

   先日も火事のニュースがありましたが、
  安定の良い蝋燭立、出来れば火屋(ほや)を用いましょう。
  火事を起こしてしまっては元も子もありませんものね。