ミス・マープル は、狭い小ざっぱりした四角な 庭に望む、裏手の居間を占めていた。 そこには花瓶敷きだのドイリーなどが沢山あり、 陶器の装飾品も豊富に揃い、 大きなジェイムズ1世時代の1組の家具や 鉢植えの羊歯が二つ置いてあって、 厳しいまでに清潔だった。 ミス・マープルは 暖炉 の側の大きな 椅子に座って、忙しそうに編物をしていた。 【A・クリスティー作 「パディントン発4時50分」】 |
こちらは今日も
寒い朝を迎えました。
ただ、その後は日射しが
ふんだんにありましたから、
家の中にいる限りは
随分、暖かくなっています。
日射しはすっかり春ですもの。
でも、昨日はこの調子で
失敗したのでしたね。
~なんて思っていましたら・・。
午前11時半頃、大粒の雪。
でも一時のように寒くありません。ストーブだって消していましたから。
それもほどなくやみ、又、太陽。今日は何度か、そんな事を繰り返しています。
さて今日は、この処の鬱屈(うっくつ)感を
払拭するべく、こんな花柄のカップを用意しました。
このカップは友人からの誕生日プレゼント。
アラッ!? その前に。少々、久し振りですね、
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店です。
本当は、テーブルクロスも春らしいものに変えようと思ったのですが、
今日はパス。次の楽しみに取っておきましょう。
でも、庭から匂い菫の花を摘んで来ました。ついでにサイネリアも。
春らしい香り・・とでも言うのでしょうか。いい香り!
それにしても春を感じたから菫を服につける・・。
何とロマンティックなのでしょう。