【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

さようならの向こう側

2011-03-02 15:57:35 | リラのお気楽ユメ日記


 
「全く、この世は会ったり、別れたりって事ばかりね。
 リンドの小母おばさんの言う事じゃないけれど」(中略)

 「今日は余分に ハンケチ を学校へ
 持って行って運が良かったわ。
 何となくハンケチがいるような予感がしたのよ」

 「あんたがそんなにフィリップ先生を
 好きだとは思わなかったね。
 先生が行ってしまいなさるというだけの事で、
 涙を拭くのに2枚もハンケチを使うなんてね」
                     【「赤毛のアン」 第21章】 


   昨日の午後には上がった雨。
  ただ、起床時には路面が
  濡れていましたから夜のうち、
  少し降ったのかも知れません。

   気温は、これまでよりは
  少々、低め。
  
   でも、これが本来の気温でしょう。
  それ程の寒の戻りではありません。
  
   体感的には一足早く感じた
  春ですが、冬枯れの庭にも
  続々と春が訪れようとしています。
  
   写真の 「黄梅」 が開花すれば、
  「ヒマラヤ雪の下」 が、
  いつの間にかピンクの花芽を付け・・。
  
   「チューリップ」 や 「ヒヤシンス」 等の
  球根の花々も競って芽吹いています。
  
   いつも思うのですが、これらの植物達、
  どうして季節を知るのでしょう。不思議です。

   さて早いもので、もう3月。1月は 「行く」、2月は 「逃げる」・・。
  こんな調子ですと、3月もそれこそ、アッという間に 「去って」 しまうのかも知れません。

   そしてもう一つ3月と言えば、別れの季節でもありますね。
  この季節になりますと、様々な思い出が沸々と湧いて来ます。
  甘酸っぱいものからほろ苦いものまで。
  
   今日は、アンにあやかって、少女時代にタイムスリップ? してみました。
  その頃集めていたものと言えば、私も例に洩れずハンケチ。
  そんな別れに欠かせないハンケチを並べてみました。

   最近は、すっかりタオル生地に取って代わられて
  出番のなくなった木綿のハンケチ。
  
   写真のような薔薇模様のハンケチはいかがでしょう。
  友達と流す真珠の涙にも沢山の薔薇の花が咲くかも知れません。