

マリラの目は木々の繁みの間から覗いている 我家の青い屋根の上に、愛おしそうに留まった。 夕日が窓に反射して虹のような照り返しが、 いくつか輝いていた。 しっとり湿った小径に踏み入りながらマリラは、 炉の火 はぱちぱちと燃え、 お茶の支度の出来ている我家にいるのは 実に嬉しいものだとしみじみ思った。 【「赤毛のアン」 第27章】 |


真冬の寒さになっています。
とは言っても、一時の
あの寒さではありません。
それでも 「雪の小坊主」

メロディーと共に灯油を玄関先まで
届けて貰える有り難さ。
「避難している訳でも
ありませんのに、ごめんなさいね」
~思わず口にしていました。
でも、業者の方が言われるには、
こちらでも後、1回分位しか
確保出来ていないとか。
でも来週は、3月も24日。
お彼岸過ぎでもありますし、
暖かくなってくれれば・・と思います。
さて、一時ほどの寒さではないとは
言え、先程から雪がチラチラ・・。
マリラではありませんが、こんな日は、炉の火が恋しくなりますね。
そう言えば炉火は、電気も灯油も使いませんものね。今更ですけれど。
ただ見かけのロマンティックさとは裏腹に、
電気やガスのように便利ではありませんし、後始末も大変です。
そんな時・・暖房にはなりませんが、
我家には、ランプが転がっている事を思い出しました。
これまでは装飾用に使っていましたが、このランプ、
蝋燭よりは数段明るいし、何より長時間使えます。
灯油は使いますが、微々たるもの。
それに油は新しくなくてもいいそうで、大層経済的です。
節電が言われている今、丁度良いのでは・・と。
アラッ!? 今日も話が前後してしまいました。
ところでこちらの写真。ちょっとしたリサイクルです。

総レースのスカートだったのですが(以前編んだもの)、着ないのでテーブルクロスに。
もう少しフリルが沢山あれば良かったのですが、仕方ありません。
でも、もう1枚、同色のレースを掛ければ、気分は 『アンの世界』?
いいえ、フリルの付いた円形ダブルスカートのテーブルは、『若草物語』 ですね。
後日、ティータイムに登場するかも知れません。