【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

瑠璃色花景色

2011-03-30 18:12:38 | 香る庭の花綴り





 「よく来てくれたわね、アン
 と彼女は言った。
 「今日は又特別綺麗に見えること。
 菫の花 を持って来てくれたのね。
  を選んだのは賢明よ。
 だってあなたに1番似つかわしい花ですものね」
 「内気な 野菫 ? いやあね」
 「葉蔭に隠れた秋の宝石ってところかしら」
 「どういう風の吹きまわし、ローラ
 いつもはずけずけ失礼な事ばかり言うのに!」
                 【A・クリスティー作 「娘は娘」】


   今朝は白い霞と共に明けました。
  この処、朝晩の寒暖の差は
  激しいけれど、日中はストーブを
  消す穏やかな日々が続いていました。

   今日は例外のようで、
  幾分、肌寒くなっています。

   でも、こんな事を繰り返しながら、
  暖かくなって行くのでしょうね。

   そんな中、「匂い菫」 を初め、
  「ヒヤシンス」、「蔓日々草」 と・・
  
   大好きな瑠璃色の花が
  次々と開花しています。

   それにしても匂い菫・・
  やはり嬉しくて。こちらでも
  もう何度目の写真アップでしょう。

   1度は白色の蕾の菫を見て、
  青色を諦めた事もありました。

   結果は逆で結局、青色だけに。白色は影も形もありません。
  思えば、白色の蕾を見た時・・瞬間、がっかりした私。
  
   まさかとは思いながら、私のそんな気持ちの反映では・・? 
  ~なんて思うと、白色菫に申し訳ないような気がして。

   ところで、上記の記述。 
  A・クリスティーの小説の抜粋ですが、偶然にもアンとローラ。
  
   言うまでもなくアン は、「赤毛のアン」 ですが、ローラ は 「大草原の小さな家」。
  それはそれとして 「赤毛のアン」 同様、菫の話題が豊富で今、興味を持って読んでいます。
  イギリスでは 「菫の花売り娘」 なんて、いるのですね。
  
   そうそう余談ですが、同じA・クリスティーの 「パディントン発4時50分」。
  昨日、やっと読み終えた事を付け加えて置きます。