
【仏の座(ホトケノザ)】

羊歯や星花や鈴蘭や真紅の草の実が ずっとその径に沿って茂り、 空気にはいつも快い香気が漂っていた。 木々の梢では小鳥が囀り交わし、 風がひそひそ囁き合ったり笑ったりしていた。 時折、じっと静かにしていると、 兎が道を横切って飛んで行くのが見られ、 たまにはアンとダイアナもそれに 突き当たる事があった。 【「赤毛のアン」 第15章】 |


いたものの、
その後は、晴れたり曇ったり。
野暮用で外出したのですが、
今日は肌寒くて。
家にいる時は太陽燦々で
暖かかったものですから、
薄着で出た事が悔やまれます。
帰りは向かい風をまともに受け、
おまけに自転車なものですから
泣きたい気分。一体、何をしているのでしょうね。

アンの径とは少々違いますが、
想像の世界は自由です。
私は、『アンの世界』 へ
ひとっ飛び。
それにしても羊歯や星花、
鈴蘭に比べ、
「仏の座(ホトケノザ)」 や
「烏野豌豆(カラスノエンドウ)」 は、
いかにも日本的な名前ですけれど。
でも、それさえも
今年は、より愛しく思えます。
小さな小さなこれら野の花に
今年も出会えた事に感謝・・
~なんて柄にもなく殊勝な気持ちにも。
いつまで続くか分かりませんが・・。
ところで、こちらでもペットボトルの水、売り切れになっていました。
今回の地域とは全然、関係ありませんのに。
原発の危機の回避以外、仕方ないのかも知れません。