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「美しい テーブル ですこと」 マープルは上品に言って、 「それにテーブルの上の陶器の ランプ は、 何て綺麗なんでしょう」 まるで自分のランプがマープルに 讃められでもしたように、バンナーは、 「可愛らしいでしょ? ドレスデン製ですの。 一対になっていて、もう一つのは スペアルームにあるんですの」 (中略) 「私なんかより、あなたの方が、 よっぽど私の物を大切にするのね」 バンナーは頬を赤くして、 「だって、私だって 綺麗な物は大好きよ」 【A・クリスティー作 「予告殺人」】 |
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今日から6月。6月の始まりは、雨となりました。
尤も、断続的な雨。降ったりやんだりしています。
梅雨までもが “前倒し状態” で? 早くなった今年ですから、
驚くには当たりませんね。とは言え、6月のっけからの雨は、これまで気憶にありません。
そのせいもあって、気温はヒンヤリ。あろう事か、未だに湯たんぽが手離せない私です。
一方、この天候のお陰で、(いつの間にか中年? にさしかかった季節ですが)
相変わらず、ランプや蝋燭が楽しめる事。これは私にとって大層有り難い事なのです。
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随分、久し振りとなりましたが、
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店と致しましょう。
カップは勿論、先日、誕生日プレゼントとして
「花びら石鹸」 と共に贈られたカップ。
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今日のような天候でも気持ちが
パ~ッと明るくなるような気がします。
改めて友に感謝。
これだけ沢山の花ですもの、
探せば、容易に薔薇の花も
見つかりました。
そうそう、お礼の電話は
したのですが、手紙はまだ。
例の 【硝子ペン】 で・・と思ったもの
ですが、気持ちだけ空回り。これではいけませんね。