【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

南国の美少女~ハイビスカス

2011-06-11 15:43:15 | 香る庭の花綴り





今日は 6月 の中から1日だけ4月に
こぼれ落ちたような日でした。
(中略)
この頃、雨が降り続き、
あたしはしめやかな春の夕暮れを
塔の部屋で座って過ごすのを楽しんでいます。
でも、今夜は風の強い、慌ただしい晩です。
空を走る雲でさえ、慌てておりますし、
雲間からさっと射し出た月の光も
慌ただしく世界に光をみなぎらせようとしています。
                  【「アンの幸福」 第2年目9.】


   雨の週末となりました。
  ただ、今日は降ったりやんだり。
  午後になりますと太陽も・・。  
   
   昨夜は、それはそれは
  沢山降りましたけれど・・。

   気温の方も、少々低め。
  窓を開ければ寒く感じます。

   こちらは4月ではありませんね。
  “6月の中から1日だけ5月に、
  こぼれ落ちた日” かも知れません。

   さて、こんな空の下(もと)、
  今日の中途半端な天気を見事に
  払拭してくれるような花、
  ハイビスカスが開花。

   と言っても実は、第2弾。
  一足先に真っ赤なそれが開花し、
  既にポプリに。

   どうしても薔薇の方に心を
  奪われてしまいますから。(ガザニアも咲きました) 

   放って置いても勝手に咲いてくれる花もありますが、
  植物程、人の心を敏感に反映するものはない気がします。
  
   同じように手を掛けてやりませんと、ヘソを曲げてしまいますものね。
  ~なんて。尤もリラの花のように、一方的な片想いの花もありますけれど。
  (3年間、花が咲きません)

   「私はあなたを信じます」 (ハイビスカス:花言葉)
  美しい大きな瞳で、じっと見つめられ、上記の言葉を言われたなら・・。
  世の殿方は、たまりませんね。

   余談ですが、殿方なんて・・ちょっと古風な言い方ですね。
  でも、A・クリスティーなどの翻訳文には普通に出て来て、素敵だな・・と。
  こんな古風な言葉、これからも登場するかも知れません。

   今ふと思ったのですが、南国の・・は美少女ですが、
  南海の・・と続くと美少年になりますね。面白い!!



   それにしても・・大きな花を見た後は、こんな小さな花に、ほっと心和みます。
  今年は我家も、遅ればせながら、ゴーヤを植えましたが、
  このローズゼラニウムだって負けてはいません。

   今でこそ腰の辺りの背丈ですが、盛夏には2メートル近くにもなり、
  立派に緑のカーテンの役目をしてくれますから。