今日は 6月 の中から1日だけ4月に こぼれ落ちたような日でした。(中略) この頃、雨が降り続き、 あたしはしめやかな春の夕暮れを 塔の部屋で座って過ごすのを楽しんでいます。 でも、今夜は風の強い、慌ただしい晩です。 空を走る雲でさえ、慌てておりますし、 雲間からさっと射し出た月の光も 慌ただしく世界に光をみなぎらせようとしています。 【「アンの幸福」 第2年目9.】 |
雨の週末となりました。
ただ、今日は降ったりやんだり。
午後になりますと太陽も・・。
昨夜は、それはそれは
沢山降りましたけれど・・。
気温の方も、少々低め。
窓を開ければ寒く感じます。
こちらは4月ではありませんね。
“6月の中から1日だけ5月に、
こぼれ落ちた日” かも知れません。
さて、こんな空の下(もと)、
今日の中途半端な天気を見事に
払拭してくれるような花、
ハイビスカスが開花。
と言っても実は、第2弾。
一足先に真っ赤なそれが開花し、
既にポプリに。
どうしても薔薇の方に心を
奪われてしまいますから。(ガザニアも咲きました)
放って置いても勝手に咲いてくれる花もありますが、
植物程、人の心を敏感に反映するものはない気がします。
同じように手を掛けてやりませんと、ヘソを曲げてしまいますものね。
~なんて。尤もリラの花のように、一方的な片想いの花もありますけれど。
(3年間、花が咲きません)
「私はあなたを信じます」 (ハイビスカス:花言葉)
美しい大きな瞳で、じっと見つめられ、上記の言葉を言われたなら・・。
世の殿方は、たまりませんね。
余談ですが、殿方なんて・・ちょっと古風な言い方ですね。
でも、A・クリスティーなどの翻訳文には普通に出て来て、素敵だな・・と。
こんな古風な言葉、これからも登場するかも知れません。
今ふと思ったのですが、南国の・・は美少女ですが、
南海の・・と続くと美少年になりますね。面白い!!
それにしても・・大きな花を見た後は、こんな小さな花に、ほっと心和みます。
今年は我家も、遅ればせながら、ゴーヤを植えましたが、
このローズゼラニウムだって負けてはいません。
今でこそ腰の辺りの背丈ですが、盛夏には2メートル近くにもなり、
立派に緑のカーテンの役目をしてくれますから。