「フランス風 の凝った料理なんぞありゃせんよ。 吟味の行き届いた 英国風 の料理だけだ」 「いや、あなた」 エルキュール・ポアロは手を振った。 「それで十分だとも! 万事そちらにお任せしますよ」 (中略) これらの重大問題と ワイン の選定が落着すると、 ボニントン氏はほっと溜息を着き、 椅子の背にもたれかかってナプキンを広げ、 モリイは足早に立ち去った。 【A・クリスティー作 「24羽の黒つぐみ」】 |
【昆虫は薔薇が好き】
九州南部は昨日梅雨明けしたようですが、
こちらもまるで梅雨明けしたような晴天が続いています。
昨日は気温こそ32度ありましたが、湿度が50%ちょっと。
夏空ながらその空はくっきり、すっきり。随分、涼しく感じたものです。
一方、今日は暑い! PC上の気温は何と35度。燃えるような暑さ。
おまけに今日は微かな風。大きく舞っていた半夏生は、ほんの少し揺れる程度です。
そんな中、薔薇の花びらの中に黄金虫を発見。
一昨日のカマキリと言い、今日の黄金虫と言い、昆虫は薔薇の花びらが好きですね。
セージには今日もアゲハ蝶が止まっているのですが・・。
さて、今日はお中元でワインが届きました。
昨年11月に 【ボジョレー・ヌーヴォー】 を送ってくれた親友から。しかも6本も。
スペイン、イタリア、オーストラリア、チリ、フランス(2本)
世界5カ国に渡っています。
(ワインのラベルが向こうを向いていますね。悪しからず)
氷、あったかしら・・? A・クリスティーではないけれど、
今宵は英国風の吟味した料理を作らなきゃ。それにしても・・。
「フランス料理」 は凝った料理、
「英国料理」 は吟味が行き届いた料理ですか・・。ものは言いようですね。