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【明日を見つめる瞳】
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【紫陽花の葉っぱの上にカラフルな虫 「大透翅蛾(オオスカシバ)」】
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バントリー夫人が庭にいない事はほとんどなかった。 庭いじりは彼女の情熱の対象になっていた。 お気に入りの 読物 は球根のカタログであり、 会話 は桜草科の植物、球根類、花を付ける灌木、 珍しい高山植物などがテーマだった。 最初にミス・マープルの目に入ったのは、 色褪せたツィードに包まれた、 彼女の大きなお尻だった。 近付いて来る足音に、バントリー夫人は、 体をきしませながら恐る々立ち上がった。 【A・クリスティー作 「スリーピング・マーダー」】 |
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【軒下に干した 「ドクダミ」】
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真珠色の空ながら今日は日光を
出し惜しみしていません。
昨日は庭のドクダミ採りを
したのですが、今日も採ろうか、
どうしようか・・迷っています。
昨年は、1年分はたっぷり・・
という程、沢山採ったものです。
でも 「骨折り損のくたびれもうけ」。
結局、駄目にしてしまいましたから。
それでも、このドクダミ、
お茶にして(毎日頂いて)11月頃まで
持ってくれたでしょうか・・。
とは言っても私の事ですから
見ればつい採ってしまう事でしょう。
さて、今年初めて植えたゴーヤ。
植えるのが少々遅くて心配しましたが、
今日花を付けました。
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【ゴーヤの花】
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ゴーヤには申し訳ないけれど、
ブームに乗って渋々?
始めたものです。
蔓物は朝顔大好きですから。
でも、今では毎日成長を見守るのが
1つの楽しみとなっています。
ところで上記の描写、
思わずクスリと笑ってしまいますね。
お尻を突き出した中腰の姿勢、
私はこんな格好、ほとんどしませんが、
それでもうっかりする事があって、
“いけない、いけない・・” なんて。
A・クリスティーの作品は、
物騒な殺人事件を扱っている中で、
一服の清涼剤となっています。
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「大透翅蛾(オオスカシバ)」 。
奏城さん、教えて下さって有り難うございます。 (’11.6.15)