【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

マスカット色の風

2011-06-14 15:52:15 | 四季のスケッチ

【明日を見つめる瞳】

【紫陽花の葉っぱの上にカラフルな虫 「大透翅蛾(オオスカシバ)」】


バントリー夫人が庭にいない事はほとんどなかった。
庭いじりは彼女の情熱の対象になっていた。
お気に入りの 読物 は球根のカタログであり、
会話 は桜草科の植物、球根類、花を付ける灌木、
珍しい高山植物などがテーマだった。
最初にミス・マープルの目に入ったのは、
せたツィードに包まれた、
彼女の大きなお尻だった。
近付いて来る足音に、バントリー夫人は、
体をきしませながら恐る々立ち上がった。
           【A・クリスティー作 「スリーピング・マーダー」】

                                 【軒下に干した 「ドクダミ」】
   梅雨の晴れ間が続きます。
  真珠色の空ながら今日は日光を
  出し惜しみしていません。
  
   昨日は庭のドクダミ採りを
  したのですが、今日も採ろうか、
  どうしようか・・迷っています。

   昨年は、1年分はたっぷり・・
  という程、沢山採ったものです。
  
   でも 「骨折り損のくたびれもうけ」。
  結局、駄目にしてしまいましたから。

   それでも、このドクダミ、
  お茶にして(毎日頂いて)11月頃まで
  持ってくれたでしょうか・・。

   とは言っても私の事ですから
  見ればつい採ってしまう事でしょう。

   さて、今年初めて植えたゴーヤ。
  植えるのが少々遅くて心配しましたが、
  今日花を付けました。


【ゴーヤの花】

   ゴーヤって結構、成長が早いですね。
  ゴーヤには申し訳ないけれど、
  ブームに乗って渋々? 
  始めたものです。

   蔓物は朝顔大好きですから。
  でも、今では毎日成長を見守るのが
  1つの楽しみとなっています。

   ところで上記の描写、
  思わずクスリと笑ってしまいますね。

   お尻を突き出した中腰の姿勢、
  私はこんな格好、ほとんどしませんが、
  それでもうっかりする事があって、
  “いけない、いけない・・” なんて。

   A・クリスティーの作品は、
  物騒な殺人事件を扱っている中で、
  一服の清涼剤となっています。






     上から2枚目の写真の虫の名前が判明しました。 
    「大透翅蛾(オオスカシバ)」 。
               奏城さん、教えて下さって有り難うございます。 (’11.6.15)