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剥き出しの白壁は目が痛くなる程白かった。 壁だって、ずきずきした痛みを 感じているに違いないと、アンは思った。 床も剥き出しだったが、真ん中の所に、 アンがこれまでに見た事もないような、 丸い編んだ敷物 が敷いてあった。 【「赤毛のアン」 第3章】 |
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太陽が顔を覗かせた朝。
程なく、いつもの梅雨空に
戻りましたが、雨はありません。
取り敢えず、連日の
雨降りでない事にホッ!
「今朝はこんなに日が
照っていて本当に嬉しいわ。
でも雨降りの朝も大好きなの」
【「赤毛のアン」 第4章】
思わず、アンの定番の言葉を
呟いていましたっけ・・。
しかしながら午前10時頃からは
ギラギラ太陽。今度は一気に夏。
おまけにムシムシして
いるものですからたまりません。
さて今日は、昨日の リンド夫人
から マリラ へバトンタッチ。
再び 「丸い編んだ敷物」 の登場です。
所謂(いわゆる)、「三つ編みマット」。三つ編みマットと言えば、マリラですね。
【あれから】 暇を見つけては編んで
いるのですが、肝心のストッキングが、とうとう底をついてしまいました。
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こうなれば・・あろう事か、伝染を待つ事に。
でも、こんな時に限ってなかなか伝染しません。
間の悪い時でしたら、おろし立ての時だって、
「ツ~~ッ」、「ア~~ッ!」 という事さえありますのに。
そんなこんなで、とうとう靴下まで動員? させましたが、こちらもアウト。
実は、ちょっと前に捨ててしまったのですよね。
「あら、あら・・何をやっているの・・?」
一事が万事、何事にも手際の良いマリラの事。
マリラの大きな溜息が聞こえて来そうです。それにしても・・
伝染したストッキングや、穴の空いた靴下には 「想像の余地」 はありませんね。