声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

「まれ」な展開

2015-08-24 13:22:03 | Diary
朝ドラ「まれ」を観ていて、

やはり…と思うのが

商売、特に食べ物を提供する商売の難しさです。

最初だけは、物珍しさから来てくれる…

特に知り合いや友人は。


でも、まさに2週間もすればパタッと客足が遠のいて売り上げが激減…。

そういうケースを現実の世界で、私も何度か見てきました。


それは、ケーキ屋だけでなく他の業種にも言えることで

営業も販売も親戚や家族知人を頼っていたのでは難しい…、


商売は続ける事自体が、本当に大変なのです。


今朝は、それに加え、希の妊娠という急展開…

先週辺りから予想はしていたものの、
ちょっと無計画過ぎませんか?

(^^;;


それに女将さんもパティシエも子育ても…なんて、ずいぶん欲張り!

しかも、双子ちゃんだなんて。

…と、つい思ってしまいました。



このドラマを観ている、子育てのために仕事への夢を諦めかけたママたちから

ブーイングが聞こえてきそうです。


現実はキビシイ…


でも、希は恵まれていますよね。

双子ちゃんの子育ては実母と義母がいるし
夫も自営だから自由が利くし…


ケーキ屋も、女将さんも、母親業も…ですか?



タカシ君が希の母親に恋をしてマネージャーに無断で能登に帰ってくる…という設定もちょっとムリがあるし、

徹の失踪も…元社員のイタズラや恐喝は普通なら警察沙汰ですよ。
家族を守るために失踪って、あり得ないでしょ?

展開に、ここまでムリがあると

これはもう御都合主義のドラマ展開と言われても仕方ありませんね。


でも、そうは言いながら毎日観ています。


どうか、最後まで楽しませてください。













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数字選択は苦手

2015-08-22 21:57:15 | Diary
先日突然、私のスマホに

『対象電話番号
090◯◯◯△△△△
は、通信速度を低速にいたしました。』

というメールが届いたのですが

当初何の事やら…で、しばらく放置。

ところが一気に、その言葉通りネットが繋がるのが、大幅に遅くなり慌てました。

早速、対処法を調べてみると

Googlechromeを入れると早くなるとのこと、

その通りにやっては見たのですが、
通信速度は、やや改善されているもののバッテリーの消耗が速いのにビックリ。

昨日、ケータイ会社に電話してみれば

例のごとく自動音声案内が流れ、

相談内容を
『1~5までの中から選んでください』とのこと。

もう、どれにも当てはまらないように思えて二回聞き直し

一番近いのはオプション契約かな?と思いつつ、第一の関門突破。

その次も、4つの中から選ぶようにとの音声案内が流れ、

( どれだっけ??)

即、選べない数字を再度聞き直し

二度目の関門をようやく突破。


ようやくオペレーターに繋がれば、

「元に戻すには1ギガ増やす代わりに、追加料金1000円が必要です」

と、なんとも素っ気ない回答。

「えっ?そういう契約だったの?」

機種替えした時に、詳しく聞かなかったのが悪かった…?(~_~;)



それにしても

S社の自動音声案内…音量は大き過ぎるし耳触りです。

2段階の選択も、まどろっこしいし、なんとかなりませんか?

Siriのような音声の意味を判別して調べてくれるシステムに替えて担当のオペレーターに繋ぐようにして貰えば、

こちらも助かるのですが…。









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銅像は語る

2015-08-20 21:06:40 | Diary
その眼は何を観たのだろう…



軍用犬が3500頭もいたことを忘れてはいけない



約100万頭、多くの軍馬も兵士とともに戦場に散った。




そして夫を亡くした妻たちも…




決して忘れてはいけない…





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九段の母

2015-08-20 20:02:34 | Diary
40年前に亡くなった祖母が好きだった歌です。

祖母が靖国神社に参拝したのは、70歳を過ぎた、おそらく戦後20年経った頃です

島根から東京まで、まさに「九段の母」の歌詞そのものだったはずです。


母方の祖母は、とても強い人でした。

40代で夫を亡くし、その後も次男と三男を病気で亡くし、そして長男を戦争で亡くしました。

長男はお琴や三味線を嗜む心優しい人だったと聞いたことがありますが、

祖母にとって頼りになる長男を亡くした事が、どれほど悔しかったか…

帰って来ると信じて待っていたのでしょう。
あの強い祖母が、取り乱し方は尋常ではなかったようです。

今、二人の息子を持つ私にも、その気持ちがよくわかります。


今日は祖母が50年前に通ったであろう大鳥居をくぐり、靖国神社に参拝して来ました。


敷地内の遊就館では、特別展を開催中です。









甘いものが大好きだった祖母の代わりに食べて来ました。



おばあちゃん、私もちゃんとお参りしたよ。







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Googleナビ

2015-08-19 19:20:38 | Diary
スマホのGoogleナビを使っています。

とても便利で助かっているのですが

たまに困った事が…(~_~;)


ガソリンスタンドから出る時に、今日も間違えて反対側に行ってしまいました。


出口で、矢印がどっちへ向いているのかが
よくわからないのです。

矢印の向きに従って出だつもりが

なぜか反対方向だったり…



引き返す事より新しい道を検索するため余分な距離を多めに走ったり…


その上、

「東へ進みます」と


言われても、どっちが東なのかわからないので戸惑うことばかり…


地下鉄から出るときもそうです。

東京でも名古屋でも、いつも間違えます。

できれば

東西南北ではなく

「そこ右です」


とか、

「間違えました。引き返してください」

とかでお願いできませんか?



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兄の遺髪

2015-08-18 08:20:30 | 心霊のはなし



毎年この時期になると思い出す事があります。

以下は、7年前のblog記事からです。



島根の生家を解体する際に、仏壇を整理していて見つかった兄の遺髪を私は、長い間、大切に保管していました。

兄は死産児で、私の生まれる丁度一年前だったそうです。



兄が死産だった事で命を授かったかも知れない私には、
この遺髪を、その当時、軽い認知症が始まり、兄の事さえ忘れてしまっていた母に渡さなければいけないという義務感がありました。


その「兄」を伴った旅行中、不思議なことがありました。

群馬に帰る前日、広島で妹の家族と、母と私とで連れ立って焼き肉を食べに出 かけた時の事でした。

妹の家は、広島の中心部から山陽本線・呉線で約10分の海田に近い静かな町にあります。

夕方になって、やや涼しくなった頃、ヒグラシの鳴く線路沿いの道を

妹夫婦と大学生の甥二人そして母と私とで、連れ立って6人 でてくてくと歩き、目的の焼き肉店に向かいました。

赤提灯が燈るその店に着くと、入り口で妹の夫が
「7人なんですけれど・・」と

店員に人数 を告げています。

ところが店内を見渡すと6人用のテーブルしかありません。

妹夫婦も母も私も「ひとり分足りない」と瞬時に席を探したのです。

誰も疑う事もなく、真剣に「7人掛けの席ってないよねぇ・・」と。

そしてハッと思ったのも同時でした。

「あれ?なんで6人なのに7人だと思ったんだろう・・」と妹が言 いました。

「でもさっき歩いて来る時に振り向いたら確かに7人いたよ」と

妹の夫が不思議そうな顔をして言いました。

「私もそう思ってたよ」と母も首をひねっています。

席に座って私は笑いながら

「だれか首から肩の辺りが痛い人いない ?」

と訊くと

誰もが「ううん」と否定しました。

犯人は私だったのです 。

(私の肩に乗ってついて来たに違いない…)

実はその時、私は「兄の遺髪」の入ったバッグを母の部屋に置いて出かけたのです。

私の肩には子供をおぶったあとのようなだるさが残っていました。

食事を終えて帰った私はすぐに母の部屋の仏壇の前に座り手を合わせました。

そのとたん、うそのように肩のだるさがスーッと引きました。
                                                       

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人生の選択肢

2015-08-18 04:44:03 | Diary
昨日の仕事先で

ある青年が話しかけて来ました。

「実は、僕も自衛官だったんです。」と…

黒いTシャツにシルバーのペンダント、ムースをつけて立たせた髪にジャニーズ系の顔立ちで

眉もキレイに整えた、いわゆるイケメン…

その雰囲気からは、どう見ても元自衛官には見えないけれど…

唯一なるほど…と思わせたのは肩幅の広さと胸の厚みで、

逆三角形の上半身が、かつての肉体労働を物語っていました。

「作業服は迷彩でしたか?それとも深緑でしたか?」

ときかれ

「私の時代は深緑ね」

と答えると、ニコニコ笑いながら

「自分は◯△◇隊に所属していました」

と、私もよく知っている駐屯地にある部隊だと教えてくれました。


4年間勤めて、辞めた…

その理由は、東日本大震災で南相馬に行ったのがきっかけだったとも…。

周りの人たちを気遣いながら、言葉少なに語ってくれた時、

その表情が一瞬曇ったのを私は見逃しませんでした。



彼は今、高齢者施設で働いています。

「今の仕事は、どう?」

ときくと

「自衛官時代の経験が、役立っています!」

その表情をみれば、仕事は充実している様子
職場の人間関係にも恵まれているようです。


明るいキラキラした笑顔の彼が、

あのヘルメットをかぶって被災地で救援活動をしていた…

その姿を想像した時、なぜ自衛官辞めて介護士になったのか、わかるような気がしました。


隊に残るか辞めるか…

二つに一つの選択肢は任期制隊員の特権ですが
私は、これまで

隊で講演を頼まれた際は、いつも

「残るか辞めるか決めるのは自由、選択肢があるのは幸せなことだ」

と後輩達に伝えて来ました。

でも今は、そうは思いません。

残っても辞めても厳しい選択…になることが予想されます。


けれども、昨日出会った青年のような選択もある…

人から感謝される仕事という点では介護士も同じ、

彼を支えているのは自衛官時代に培った奉仕の精神かもしれない。

悩む後輩達に会った時、そんな話ができればいいな、と思っています。

清水 由美














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瑞巌寺

2015-08-16 18:12:53 | Diary
石巻を後にして松島へ…

松島を訪れるのは、3年ぶりです。

瑞巌寺の参道は、修復中、

拝観は可能ですが、40分はゆうにかかるとの事で

今回は周りだけ、

でも実は、この洞窟群が観たかったのです。





この三聖堂も美しい佇まい…

百日紅がよく似合います。



延命地蔵の前で、連れは何をお願いしていたのか…(。-_-。)


遊覧船の発着所には、カモメ達がノンビリと休憩中。



3年前に復興支援同期会で自衛官時代の仲間達と宿泊したホテルが見えます。

前回行けなかった五大堂も、気になる場所です。



Uターンラッシュを気にしつつ参拝。



素晴らしい桃山建築、
兎や猪、山羊など動物の木彫を撮りたかったのですが、うまく撮れませんでした。(~_~;)

制限時間60分の観光…

駐車場に戻ってきてから、
連れ合いがiPadを忘れて来た事に気づき

慌てて、五大堂まで取りに戻ると御賽銭箱の横に置いてあったようです。

ありがたい事ですね。

日本は良い国です。

今、Uターンラッシュもなく順調に走行中です。

夕焼け雲が綺麗です…


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トキワ荘

2015-08-16 17:30:45 | Diary
行きも帰りも石巻で宿泊、
当初予約で一杯かと思ったのですが

民宿やビジネスホテルなら、けっこう空いているものですね。

石巻駅に近い民宿旅館のご主人夫妻は、とても親切でした。


石巻と言えば、

あの石ノ森章太郎先生の故郷です。

3年前に自衛官時代の同期会で松島を訪れた際に見かけた派手な電車のボディに、

石ノ森章太郎先生作品が描かれていた事を思い出します。


石巻の駅から近い石ノ森章太郎先生の漫画館で






子どもの頃、憧れていたあの水野英子先生も住んでいたという

「トキワ荘」の模型を観てきました。



水野英子先生の監修だそうで

中の散らかった各部屋の様子が細部に至るまで再現されています。

ここから、手塚治虫先生、藤子不二雄先生のお二人、赤塚不二夫先生、石ノ森章太郎先生、水野英子先生など

私が心から尊敬してやまないそうそうたる漫画家の巨匠たちが巣立って行ったのですね。


その先生方を含む著名な漫画家の手形が入り口にありました。

左上が、やなせたかし先生



水野英子先生の手は私とほぼ同じ大きさ



石ノ森章太郎先生の手は意外と小さい

ハイ、握手。




最後はロボコンと記念写真

ハイ、ポーズ!




あっ、逆だった…。

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心の歌

2015-08-16 12:07:51 | Diary
盆休み残りの3日間をどう過ごそうか…と考えて
思いつきで

「とりあえず、行ける所まで行ってみよう」

と出かけたドライブ旅行でしたが
行く先々で

いろいろな事を考えさせられました。


南三陸と陸前高田では

何メートルもの見渡す限りの盛り土やベルトコンベアの吊り橋に

ふるさとの復興へのエネルギーを感じました。


一方で、

立ち入り禁止区域を警察官が取り締まる福島第二原発に近い双葉町や

津波の爪痕が残る石巻市の大川小学校跡地では
どうにもならない現実を目の当たりしました。


考えてみれば、
福島県も岩手県も昨年までは何度も仕事で訪れていたのです。

でも、そこは新幹線の止まる都市部で比較的被害の少ない場所でした。

3年前に復興支援という名目で自衛官時代の仲間達と訪れた時に

野蒜海岸を訪れて以来、今日まで現場を見る事はありませんでした。

今回の旅で印象に残ったのは、
その場所の匂いや音、空気、人々の表情…
そして暮らしです。


大川小学校に近い小さな港で
終戦記念日の黙祷中に流れていたのは

「椰子の実」でした。


陸前高田の高台移転工事現場で聴いた夕方5時を知らせるメロディーは

「ふるさと」でした。



被災地に 流れる町内放送のメロディーは、ここに住む人々の心そのものなのだ…

改めて、その思いを強くしました。














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