音楽の喜び フルートとともに

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検診日

2014-01-21 20:37:42 | 介助

今日は、父の認知症の定期検診。母は仕事なので、私が一緒にいきました。
精神科は、今、受診する人が増えています。
認知症の患者の他に、うつの人も増えているらしいです。

増えているというか、助けを得てもいいと思う人が増えた。
いきなり死んだり、暴力を振るったり、何かの依存症になる前に、病院にかかって見てもらって治療した方が絶対にいい。

体と同じように、心も痛んだり、疲れたりするということを、ようやく社会が認めるようになってきたのだと思います。
治療は大切。治療したら、また働ける社会になっているともっといいのですが。
だいぶ、大丈夫になっているらしいけど。

父は、前回よりいいみたいです。
導尿をして、体の調子が悪かった時には全く父からの発信が無かったですが、最近自分から話しかけたりしています。

昨日は母の話によると、買い物にも一人で行ったそうです。牛乳一本言ったのに、同じものをいろいろ買ってきたそうですが。
「なにかお困りのことはないですか?」と先生に言われて、父は「別にありません。」
とにかく記憶力がほとんどない以外は、穏やかに毎日が過ぎていきます。
家族もだんだん覚えられない父に、慣れつつあります。

受診後、母のいない家に返せないので、うちで夕方まで過ごしました。
ご飯を食べた後「帰ろうか?」という、父を次男がサンルームに誘うと日が差してきてとっても暖かい。
「ここは、気持ちいいなぁ。」と父は家に帰ることを忘れて、長いこと二人で世間話をしていました。

人として健康で当たり前の生活をすることが、大事なことを父が教えてくれます。
ゆっくり時が過ぎて、夕方父を実家に無事送り届けて一日が終わりました。