音楽の喜び フルートとともに

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ハリスツイードはぎれ一枚で

2015-01-22 23:38:07 | 手作り

ハリスツィードというと、イギリスのアウター・へブリディーズ諸島のルイス島で職人の手で古くから織られて来た伝統織物1830年にその名前で知られるようになりました。
世界中に知られるようになった今も、その織法を守り続けているそうです。

夫と18日に京都のノムラテーラーに寄ったとき、ハリスのハギレが売っていました。
「ハリスって、イギリスで見た高い布だよ。」夫が布のことを覚えているなんて、と思っていながら、
「そうだね。知恩寺の手作り市で売ってたのは、こんな質のいい布で手を掛けたものだから、少々高くても買いたいなって思うような一品ものが多かったよ。」
「ふーん。」

しばらく、店内のあれこれを見て、出ようとしたら、「布買ったら、ブックカバーも作れる?」
子どもとトリオルックのシャツとか、フリースの服とかさんざん作ってきたのに、何をいまさら!と思いましたが、「作れるよ。」
「あ、そう。」
「ハリスの布買って作ったらいいのができるよ。」「へー!」
革紐も見つけていたので「これ、しおりにするといいよ。」「なるほど。」
40×40cmのハリスツィードと、しおりの革紐。裏地はうちにあったハギレ。ゴムと布を裁って、準備完了。

あとは、ミシンを引越しの時に処分したので、Mさんに「ごめん、お願いします。」と「いいよ~。」と快諾。ありがたいです。
加えて、Gさんも「お茶にこない?」ってほかの用事もあったので・・・これはまた別の話。
3人で、お茶をしながら、製作開始。
ミシンはMさん、さすがです。
いいかな。と思ったら、Gさんが、「ここをこんなふうにしたらいいよ。」とアドバイス。
「そうかな。」とMさん。「ほどいて、やりなおすわ。」と、やりなおすこと3度。
「任した。」と私。実はとなりで、楽譜あてを製作中。

できました。すごい!


左は裏面を押さえ、左のゴムで本を閉じた時に、本が開くのを留め、カバンにほりこめます。

大成功!
旦那もビックリ!「こんなん、縫えるんだね。ありがとう。」と珍しくお礼の言葉。
Mさん、Gさんありがとうございます。気に入ったみたいだよ。

残ったハギレで、ついでにMさんが縫ってくれた袋。
裏地を付けて袋縫い、縫いしろがどこにもでません。うまいです。
そこに、さっき、自分でしおりの残りの革紐をつけ、うちにあったボタン、手作り市で買ったレースとチャームを縫い付けて、i-phoneケースができあがり!

思った以上のものができて、うれしいです。
でも、それ以上に、友達とおしゃべりしながら、あれこれ交流しながら合作創造する時間が幸せです。音楽のアンサンブルみたいだね。