今日午後から、ギターの川原さんがうちに来てくれました。
来週の10日のクローズドのホームコンサートと、23日の夙川のコンサートの打ち合わせです。
一週間前ですが、選曲を変更。
モーツァルトのトルコ行進曲を入れることにしました。
トルコ行進曲は1783年ウィーンかザルツブルク、あるいは1778年パリで作曲されたピアノソナタ第11番の第三楽章です。
トルコというのは1299年から、1922年まで続くオスマン帝国のことです。
最盛期には地中海の南側アフリカ沿岸を全て支配し、黒海沿岸も支配。
コンスタンティノーブルを中心にギリシャ、ハンガリーを支配し神聖ローマ帝国のウィーンを包囲するまでに至りました。
1520ー66年はヨーロッパ大陸最大の帝国でした。
1787年クリミア戦争でロシア帝国に破れ、国力が弱って来たといっても、モーツァルトの時代、オスマン帝国は軍事的にも文化的にも最先端と見られていました。
ベートーベンやハイドンもトルコ風の曲を書き、モーツァルトの「後宮よりの誘拐」などはまさにトルコが舞台の作品です。
トルコとロシアの軍楽隊が合奏している動画を見つけました。モーツァルトとはだいぶ違う?