実家の羽衣ジャスミン。




頭の上についているのは、花の香料を含ませたもので、紫外線予防効果もあったとか…。

1723年から24年にかけて作曲したオペラ「エジプトのジュリアス シーザー」(ジュリオ・チェーザレ)は、ローマの将軍シーザーか(チェーザレ)が紀元前47年にエジプト遠征を行った時のエジプト女王、クレオパトラやプトレマイオス13世(トロメーオ)との関わりをめぐる物語です。現在でも欧米での上映頻度はヘンデルのオペラの中で最も多いそうです。

母が転倒する前に、玄関の中に入れました。
すごい芳香です。
中に入れるとみんな「いい香りですね。」とか、言ってくれますが、昨年は玄関の外、入る時に絶対に目につく所にあったというと大抵驚かれます。
ドアノブを握ると必ず見える位置なのですが。
今年はジャスミンも咲いたかいがあります。
一日中、家の中が芳香で満たされているし、ごきげんです。
ジャスミン茉莉花
アジア、アフリカの亜熱帯原産。
紀元前3000年前のエジプトで栽培が行われていたそうです。
ヨーロッパでは16世紀フランスのグラースで香料の原料として栽培されるようになりました。
モッコウバラもジャスミンの一種だそうです。
近所のモッコウバラも盛りです。




頭の上についているのは、花の香料を含ませたもので、紫外線予防効果もあったとか…。
ゲオルグ フリードリヒ ヘンデル(1685から1759年)神聖ローマ帝国ブランデンブルク選定候領ハレ生まれ、グレートブリテン王国イングランドロンドン没

1723年から24年にかけて作曲したオペラ「エジプトのジュリアス シーザー」(ジュリオ・チェーザレ)は、ローマの将軍シーザーか(チェーザレ)が紀元前47年にエジプト遠征を行った時のエジプト女王、クレオパトラやプトレマイオス13世(トロメーオ)との関わりをめぐる物語です。現在でも欧米での上映頻度はヘンデルのオペラの中で最も多いそうです。
「エジプトのジュリアス シーザー」
シーザー」

1724年初版の表紙
シーザーへ政敵ポンペウスとの戦闘に勝利すると、逃走したポンペウスを追ってエジプトにやってきます。
エジプトでは、ポンペウスを殺したトロメーオの使者が彼の首をシーザーに差し出します。嫌悪感を覚えたシーザーは使者を追い返します。
エジプトの共同統治者であるクレオパトラは真の女王になることを夢見ています。グレオパトラは自らの魅力でシーザーを籠絡し、その助けでエジプトの女王になろうと画策します
一方、ポンペイウスの息子セストと妻コルネーリアはトルネーロへの復讐を誓っています。
クレオパトラは侍女に化けてシーザーと逢びきし、すっかり恋に落ちた二人は愛を誓います。
クレオパトラは侍女に化けてシーザーと逢びきし、すっかり恋に落ちた二人は愛を誓います。
セストはトルメーオを襲いますが失敗。
クレオパトラと一緒に闘うことにします。
しかしクレオパトラの軍も破れます。
あわやというときシーザーが現れ、クレオパトラを救います。
そうとは知らないトロメーオがコルネーリアに言い寄っているとセストが現れ、トロメーオを殺し復讐を果たします。
勝利を収めたシーザーは、クレオパトラからトロメーオの王冠を渡されますが、「クレオパトラこそエジプトの女王にふさわしい。」と王冠を彼女に返し、一同歓喜の中で幕となります。
なんだか、「これがクレオパトラ?」と言う感じですが、ジャスミンや薔薇の香りのお風呂に入り、シーザーを誘惑したと言われるエジプトの女王の当時のヨーロッパの人のイメージってこんなのだったとおもって聴いて頂いたら幸いです。
V'adoro, pupille,
私は 熱愛している、両瞳よ、お前たちの
Saette d'amore,
愛の矢を、
Le vostre faville
お前たちの閃光は
Son grate nel sen.
私の胸に 心地よい。
Pietose vi brama
お前たちに 哀れを催すよう 切望している
Il mesto mio core,
私の打ちひしがれた心は、
Ch'ognora vi chiama
なぜなら それ【= 私の心】は いつでも お前たち【= 両瞳】に 求めているから
L'amato suo ben.
その最愛のいとしい人を。