日曜の午後はギターの岡山友樹さんと合わせ練習しました。
5月20日(土)13:00〜
聖職者から音楽理論を学びました。
1808年ナポレオン ボナパルトのスペイン侵攻によりスペイン王についたホセ ナポレオン(ナポレオンの兄)に重用され、管理職に付きました。
5月20日(土)13:00〜
夙川公民館ホールで
西宮ギター練習会の
「第20回コンサート」で、
カルッリの「ベッリーニのオペラ『海賊』による幻想曲op337」を演奏します。
チラシには間に合いませんでしたが、川原久美子さんとバスフルートでダウランドの「流れよ、わが涙」も演奏します。
5月14日(日)13:00〜池田ギター練習会では川原久美子さんとカルッリの「2つのデュオ」とドビュッシーの「夢」を演奏します。
岡山さんにカルッリについて聞いてみたら、「カルッリは不当に低く見られていると思います。」
「ギター独奏曲はギター弾きはみんな演奏しないんですよ。久米さんもあれだけコンサートに来ていて、聞いたことないでしょ?」
「…ホントだ!独奏曲書いてませんか?」
「いやぁ〜。たくさんありますよ。教則本も書いているし、今度も337番なので、すごい多作家なんですよ。合奏の曲もいっぱいあって。」
「でも、演奏していない。」
「なぜですか?」
「真っ当な古典派っていうか。」
「ソルってギターの人好きじゃないですか。」
「魔笛のファンタジーとか、椿姫とか書いてて」
「おもしろい作曲家ですよね。」と、私。
「そのソルが教則本か何かにカルッリをいいように書いていないんですよね。」
「カルッリは、難しい指使いがあれば、優しい替え指を使ったらいいなんていうようなところがあって、ソルはそういうのが正統ではないと思っていたのかもしれませんね。
カルッリはあたり前な真っ当な古典派だと思うので、ギタリストはもっと演奏した方がいいと思うのですが…。」
「そうなのですね!フルートもカルッリはフルートは自然で難しいフレーズも説得力がある。音域もフルートのよい音域をちゃんとわかっている気がします。」
「ソルはフルートとギターの曲を書いていないからわからないけれど、ジュリアーニなんかは、85番は名曲だけれど、ギターに寄っているというか、この音域ですか?ってところがあって、あまり続くと、『もうちょっと良いところで勝負させてくれよー!』ってなるんです。」
「カルッリは、自然で、メロディが美しいし…。」
フェルディナンド カルッリ(1770-1808年)イタリア ナポリ生まれ、
フランス王国パリ没
聖職者から音楽理論を学びました。
チェロを演奏していましたが、20歳の時にギターに出会い、教師がそばにいなかったので、独自の練習法を開発しました。
演奏旅行はすべて成功し、
1801年フランス人女性と結婚し、パリに移住しました。
多くのギター独奏曲は難しすぎたため、出版社によって切り分けられてしまったので失われてしまいました。
多くのギター独奏曲は難しすぎたため、出版社によって切り分けられてしまったので失われてしまいました。
1830年代にはカルッリを追って多くの生徒たちがパリにやってきました。
教えるために、小さな曲や教則本を書きこの曲がまとめられ、現在も使われる教則本になっています。
フェルナンド ソル(1778-1839年)スペイン バルセロナ生まれ、フランス王国パリ没
1808年ナポレオン ボナパルトのスペイン侵攻によりスペイン王についたホセ ナポレオン(ナポレオンの兄)に重用され、管理職に付きました。
そのため、ナポレオンの没落したときにフランスに追放されパリに住み、そこで活躍しました。
カルッリのギター独奏曲「パガニーニのLa Clochett(鐘)の主題による幻想曲」op.325
1800年代のギターで演奏されています。
ソルのファンタジーop7