音楽の喜び フルートとともに

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ボーンズ フォー ライフ

2010-11-18 21:46:35 | レクチャー、マスタークラス

昨日の午前中ボーンズ フォー ライフを受けました。

「これを受けることで、何を得たいですか?」
「自分の人生にどんなことがあると思いますか?」
いつも問いかけから、始まりますが、こう聴かれると、教えてもらおうとか、How toや、目の前の結果が欲しい自分に気付かされます。

プロセスや、今の自分がどうなっているのか?今この時を味わうことよりも、いつも「なんとかしなきゃ。」
右足が少し内側を向いている。なんとかしなきゃ。
ウェストに肉がついてきたなんとかしなきゃ。
タンギングが遅い、なんとかしなきゃ。
仕事がへたくそ、なんとかしなきゃ。
子育てがうまくいかない、なんとかしなきゃ。

次には、取り合えず手っ取り早くやり方教えてよ。

プロセスなんか、すぐどこかへ飛んでしまいます。

「歪んでいると気付いたら、さあ、体操。ゆがみを直したくなって、ギュウギュウ足を押し開いたり。それは、害にしかならないので、絶対やめてね。」

「ただ、興味深いと、見ればいいんです。」

「それが、あっちの方に連れて行こうとしたり、こちらを矯正しようとしたり。子どもにもそうしてない?まずい所を見たらそれを即座に消そうとしていない?それは、多様性とは言わない。」

「消してしまったら選択肢にはならない。自由とは、選択肢があると言うことです。」

「まずい所を興味深く見たら、それを意識的に再現できるまでやってみるのです。うまく行った所とまずい所と両方できて、初めて選択肢になります。」

「ベストをみつけて、他を消そうとするのは、宝くじに当たるくらい大変なことです。達人は自分でまずいことから、うまく行ったことまでの間を全部できる多様性を内包しています。」

「赤ちゃんを見てごらん。柔らかくて、利き手もそうでない方でも、体をいろんな角度や、方向に動かしたり、なめたり、味わったり。全てを試して興味深く遊んでいるでしょ。それだけの多様性が自分の中にもあったのに、得手や、ベストと思うやり方を身につけた途端、他のやり方を切り捨てて、自らワンパターンに陥って育ってしまったんだよ。」


「味わって楽しめばいいのよ。まずいところを、見つけてもそこで止めておいてね。脳はその方が勝手に学ぶから。」

それだけ聴いても、まだ、まずい所に注目したい結果が欲しい私がいます。まだまだレッスンに通って言ってもらう必要があります。



 

 

 

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