音楽の喜び フルートとともに

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雨宿り

2008-07-28 23:20:00 | Weblog

沖縄の街路樹 ホウオウボクです。この色、この名前、花の豊かさ、亜熱帯を感じます。
沖縄ではスコールが降りましたが、今日は大阪でもすごい雨でしたね。レッスンにバイクできていた生徒さんが帰れなくなって次のレッスンにきた生徒さんのレッスンを聴講し、その後も、雷がやむまで、待っていたけど、なかなか止まない。結局レッスン終わってからも、2時間、3人で世間話しをしてしまいました。

一人はサウンドオブミュージックを、もう一人はアルルの女を、勉強中です。
二人とも、頼りない私の話を本当によく聴いてくれる真面目な生徒さんたちです。

サウンドオブミュージックは、「私の好きなもの」のジャズアレンジ。スタッカート、クロマティック、3連符、シンコペーションなど、盛りだくさんの楽しい曲です。

こういう曲をするときには、クラッシックをやる時のような優雅なタンギングではなく、アクセント気味のタンギングを使い、音のメリハリをつける必要があります。音量で解決するのではなく、音の頭をしっかり作ること、音の入りだしよりも吹き込まない。レガートの部分との対比を考えて。毎日の練習としてスケールを3音づつ区切り、スラーとスタッカートを使って、あがったり降りたりするのがよいでしょう。

アルルの女は、メヌエット。有名な曲です。
始めのフルートの吹き出しから2小節が、音程良く吹くのが大変。特に2小節目の中音Gの音を吹くときに行きつ、戻りつしないためには、必ず次の拍頭に向かってG、Bを吹くことが大切です。
後は、ソノリテ最後の課題の高音ESと、高音Gの段を下の音から2音づつスラーで練習すると、かなり解決できます。
同じ形がつづきますので、気を抜かないで、同じ要領で練習してください。

曲の度に基礎を練習しておくと、余計な労力が増えて遠回りのような気がしますが、この曲だけでなく、いろんな曲に使えるフレーズを作ることになるので、かえって最短距離で実力がつきます。
がんばって


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