アマリリスの歌と花のイメージが違うと思っていたら、アマリリスにもいろいろありました。これは、ニンフ。八重咲きの大輪がゴージャスです。あの歌のアマリリスは、どの品種だったのでしょう?これでは無い気がします。
今日は、久しぶりに何の予定も無く、一日缶詰で練習できました。
私とすれば充実していましたが、ご飯食べて洗濯して掃除したくらいで書くことはありません。
そうそう日曜日のコンサートの帰り。
父と京橋駅のホームで特急を待っていた時のこと。
列の隣、クーラーの前で、風にあたるご婦人と目が会いました。父がにっこり笑うと、「今ね、大峰山に登ってきたの。」といわれました。
小柄な女性で、登山服に、大きなリュック、織物の袋に包まれた顔の高さの杖。
「へー、すごいな、大峰山ですか。」と父がいうと、
「もう二度目でね、前に行ったときはしんどかったけど、2回目は楽やったわ。」
「滝行もしたんよ。」
「すっきりして、悩み何も無い顔してはるわ。」と父が失礼なことを言ったけれど、笑いながら「そう、これでもいろいろあったけどね。私、昭和19年うまれやねんよ。今は息子が結婚せーへんくらいが、悩みやわ。」
母より4歳下、66歳?と計算していた私。
「えーっ!お若いですね。」
特急が来て、乗り込んで、枚方までずっとその女性と世間話をしながら、帰りました。
毎日プールで一万メートル泳いでいて、10年かけて、西国四十八箇所巡りも、歩いて10回した。次は、反対周りをするそうです。
「杖がね、使い込んで半分になったの。次は反対周り。功徳が3倍っていうのよ。」
「女性は途中まで行って、待たないといけないのよ。今日はまだ、滝行は寒かった。」
「いやー、そりゃそうでしょう。プールで毎日。すごいですね。」
とただただ、感服するばかり。
大峰山の山の香りが女性から匂い立つようでした。
聞いたことをすぐ忘れる父も、家に帰ってからも、「すごい人にあったなぁ。年とちがうなぁ。わしも、歩かなあかんな。」と影響を受けたよう。
私も元気をもらいました。
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