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ルールを守るための言葉

2010-04-06 20:26:58 | 子ども

サボテン。と何度聞いても、そうは思えない。みずみずしいサボテン。実家でどんどん増殖中です。

今日は小学校の入学式。
さすがに1年生は児童会はお休みの人が多いです。1年生の兄姉の人はお式の間だけいて、式後家族で帰っていく人もいて、今日は半分くらい。

出勤すると、ぴかぴかの一年生たちが校門の前で集団写真を撮られていました。取り巻くお父さん、お母さんもビシッと式服をきて、まぶしかった。

人数が少ないから楽かというと、やはり、メンバーによります。
非常にまずい取り合わせというのもあって、少ないと仲間をあまり選べないので、ついよりあつまってルール違反を行います。
大人は人数に合わせて少ないので、結構危ないです。
おまけに、今日は入学式のおかげで、校門全開。こういう日は気が抜けません。

早めに手を打つ。つまり、ひまそうになったら、次の遊びに誘います。元気な男の子は、サッカー、キックベース、野球、ドッジボール。
女の子はお店屋さんごっこ。剣玉、あやとり。それは、大体で、男の子でも、お店屋さんをしてみたら、おもしろくってはまったりする子もいますし、女の子でドッジボールで男子をバンバン当てる子もいます。

集団で遊べないタイプの子どもは、こういう子ども達が大変。私がキャッチボールの相手をします。
キャッチボールをすると、友達となぜ、遊べないかすぐわかります。

「変なボール投げたら殺す!」
「そんなんで殺されるんやったら、遊ばれへんわ。命がけで遊びたくないからやめるわ。」

「はよ、ボールひろってこい!」
「命令するんやったら、やめるわ。」

ボールを持ったまま離さない子に「ボールずっと持っときたいんだったら、どうぞ、私は別の遊びにするわ。」

「今の、タンマやった。」とすぐルールを都合よく変える子には「マイルールでやりたいんだったら、おもしろくないから、やめるわ。」

いいボールをほってくれないからと、泣く子には、「泣きたい気分なんだね。泣いていてもいいよ、ゆっくり泣いていてね。私は向こうにいってるから。」

すべて、キャッチボールを、本当にやめてしまいます。怒る必要は全くありません。ただやめます。その時は1回も続かない子もいますが、遊びたいので、何回かするとルールを覚えてきます。
友達と楽しく遊ぶためのルール。
それから、他の友達を入れたりして、そのうち、友達同志、段々遊べるようになってきます。

大丈夫と思われている子ども達も、迷惑していることもあるので、暴力的でないルールを守ってもらうための言葉や、行動を伝えるためにも、こういう遊びは大切です。子ども達自身の集団が力を持つので、こういうことをしていると本当にダイナミックで、すごい集団に変っていきます。


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