バラの種類はたくさんありますし、四季咲きのバラは季節を問わず咲きます。これは、アカペラという種類だそうです。花びらの裏側が少し白っぽくなっていて、ファッショナブルな感じがします。
昨日の午後はS先生のレッスン。
ドゥメルスマンのオベロンの主題によるグランドファンタジーに、行く前に、どうしても、何とかしたいことがあって、ヘンデルの「シバの女王の入場」を持っていきました。
タンギングがずっと課題です。
「シバ・・・」は初めの20小節、ほとんど、ずっと16分音符のシングルタンギング。
どうも、自分のやっているタンギングは、この曲には歯切れが悪いような気がして、どうしても先生に聞いてみたくなったのです。
「タンギングを見て欲しいのですが。」
と聞いてもらいました。「タンギングって言ったって、満天の星空で、一つの星を見つけるようなものだよ。どこをどうしてきたけれど、どうしてもここがわからない。とか、言ってくれるとわかるんだけれど。この曲は、どうしたいの?どんなイメージ?」
「明るくって、ブラスのイメージ。水上の音楽のような感じです。」
「それは、いいね。それは外側のイメージで、どう吹きたいの?」
「もっと、歯切れ良く。でも、もっと太い音で吹きたいです。」
「太い音で吹こうと思ったら、息をたくさん吹き込まないといけない。息をたくさん吹き込もうとしたら、短すぎると吹き込めない。長い音で吹かないといけない。
しかし、これだけ速いと、一音を長くするわけにはいかない。
どうするか?
ロングトーンを吹いて、それを軽く舌で切る。羊羹を切る感じ。舌突きというのとは違う。
タンギングには、いろいろ種類があって、アクセントのような強いタンギングは、舌を外に出して切る。
舌を指にあわせるのではなくて、音に合わせて。吹いてから音を押さない。
タンギングの種類は、いろいろあるから、これで良いというわけではなく、いろいろの種類を持つように研究すること。
曲にもよるけれど、会場に合わせて、残響が多いと、短めに切って、会場の響きを利用したり、そういうところも考えなくては。
「オベロン」は時間切れになってしまいました。
初めの方を聴いて、「これぐらい吹けたら良いやと、演奏してはだめ。良く考えて、考えないで吹く癖がついたら、とるのは大変だよ。必ず課題を見つけて、それをクリアーにしていくのはどうしたらよいか?と考えながら練習を組み立てるんだよ。
科学的に、こちらの側からみたら、これを一つ変えたらと言う風にいろいろなことを実験して確かめながら、1年でこれぐらい、3年たったらこれぐらいは、課題を解決しているというふうに。そしたらもっとうまくなれるよ。」
先生と会うと、やはり見方が広がる気がします。
科学的に一つ一つ。がんばろう。
もっと、深く考えよう。
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