月曜はフルートアンサンブルレッスンでした。
サロン ド プリンシパル
今回は榎田先生がアルトフルートとバスフルートを持って来られて、お借りしました。
サロン ド プリンシパル
フルート五重奏で
リロイ アンダーソンの「ワルツィング・キャット」踊る猫
アルトフルートとバスフルートの低音が入ると厚みが出ていい感じです。
同じシリーズで「そりすべり」
「ブルータンゴ」もやってみました。
「アンダーソンって天才だね。」と先生。
私もそう思います。
同じ楽器でやっても、猫やそりたのしい表現がバッチリでています。
いや、同じ楽器でやるからこそ、そのオーケストレーションの巧みさがわかるのです。
楽器の特性に頼らなくても、ほぼ表現できています。もちろんベルとかはベルでないといけませんが。
ああ、しまった!アルトとバスの写真撮るの忘れました。
バス欲しいなあ!
前にも書いた気がしますが、おさらい。
リロイ アンダーソン(1908-1975年)アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ、アメリカ合衆国コネチカット州ウッドベリー没
移民の両親、父は郵便局員、母は教会オルガニストでピアノを母から学びます。
1926年ハーバード大学でジョルジュ エネスコに和声など、音楽を学びます。
同時にニューイングランド音楽院でコントラバスも学びます。
1930年学位を取り、ラドクリフ大学で教師になります。
その間バンドマスターやダンスホールのダブルベース奏者としても活動します。
1931年ハーバード大学で言語学を学びます。ドイツ語、スカンジナビア語を学び、北欧やヨーロッパの9カ国語の研究をしていました。
1938年ボストン交響楽団のマネージャーの求めでハーバード大学学歌の編曲を提出したところ、指揮者のアーサー フィードラーの目にとまり、オーケストレーションを称賛されます。
フィードラーに応えて「ジャズピチカート」「ジャズレガート」を作曲します。
1942年軍隊に入隊。第二次世界大戦でスカンジナビア言語担当の情報将校として勤務。
ペンタゴンで働く前に結婚。
朝鮮戦争でも軍属として勤務します。
結果、学業を断念します。
1946年除隊。
「シンコペーテッド クロック」を作曲、大変な人気でゴールデン ディスク賞を取ります。
1950年スタジオ オーケストラ指揮者として成功し、
商業的成功をおさめます。
1953年アメリカでもっとも演奏されたクラッシック音楽作曲家になります。
1975年肺がんのため自宅で亡くなります。
1988年「作曲家の殿堂」に入ります。
1950年作曲の「ワルツィング・キャット」
子供達が幼い頃、音楽に親しんでほしいと、童謡やクラッシックのレコードを買ってきてはよく聴かせていました。
その中で長男(3歳ぐらいだったかしら)が喜んで聴いたのが、
アンダーソンの「サンドペーパー・バレエ」でした。
どうやら、紙やすりの擦り合う音が面白かったようです。
彼のプロフィールについては全く知らなかったので、
とても勉強になりました。
「ワルツィング・キャット」も素敵な曲ですね。
サンドペーパー!楽しいですよね。
子どもも楽しめるのがアンダーソンの天才性ですよね。
サンドペーパーは何番の音がいいか?なんて真剣に考えるそうですよ。
お子さん、クラッシック音楽に馴染んで育つなんて幸せですね!