![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/d6/206fbe6d19dd0a6bc396b515f96993bd.jpg)
ハープの発表会でゲストの小学生の子どもさんのカエルのリュック。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/69/7072bc9a153c715252aa9a3012be7bcc.jpg?1705382005)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/fb/047216e63a687ca399ba5dff5d0978a9.jpg?1705385428)
は、「蛙のガイアルド」という曲を作っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/11/b5f0cefeb5a4a853ea48686c124f7f1c.jpg?1705384642)
フランソワのミニアチュール(1577年)![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0e/2981cc73b50eaebbd5517c42132bb953.jpg?1705385167)
エリザベス1世 ペリカンの肖像画(1572)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/eb/1750c379033272a2e46430894b354869.jpg?1705385311)
かわいいでしょ。
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口を開けたら、真っ赤!
走ったら手足がぶらぶら動いて、ますますかわいいです。
蛙化現象という言葉が最近流行っているそうです。
好きな相手が自分に好意があるとわかってしまうと、それがきっかけで急に嫌悪感を抱いてしまうことを言うそうです。
昔からある、相手の何かの言動で付き合ってみたら「100年の恋も覚める」とかと言うものではないらしく、男女を問わず「好意を持たれたら」「湧き上がってくる嫌悪感」ということが「蛙化現象」らしいです。
王子様が魔法で蛙にされていて、女性との試練の後に魔法が解けて、元の王子に戻り、王子と結婚して末永く幸せに暮らしました。という物語の逆だそうです。
ジョン ダウランド(1563-1626年)イングランド生没
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は、「蛙のガイアルド」という曲を作っています。
1579年にフランスのアンジュー公フランソワ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/11/b5f0cefeb5a4a853ea48686c124f7f1c.jpg?1705384642)
フランソワのミニアチュール(1577年)
ニコラス・ヒリアード作
は求婚のためイギリスに渡り、エリザベス一世
は求婚のためイギリスに渡り、エリザベス一世
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0e/2981cc73b50eaebbd5517c42132bb953.jpg?1705385167)
エリザベス1世 ペリカンの肖像画(1572)
と面会しています。
その時 エリザベスは彼が噂されているほどには「醜くはない」ので、「蛙 (frog)」の愛称をつけました。
エリザベスはこの求婚を真剣に考え、アンジュー公が彼女へ贈った蛙形のイヤリングを大切にしていました。
しかし、プロテスタントの女王に対して、カトリックのフランス王族との結婚には反対論が非常に強く、結局この縁談は成立しませんでした。
1584年にアンジュー公フランソワは若くして死去し、この報を受けたエリザベスは悲しんで喪に服し、贈られた蛙のイヤリングを、身につけたと言われています。
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エリザベス1世・虹の肖像(1600)
イヤリングをつけていますが、蛙のイヤリングかどうか?わかりません。
蛙化現象というより。政略結婚の失敗ですが…。女王は国と結婚していたと言われています。
この悲恋をダウランドが「蛙のガイアルド」として作曲しました。
この曲はその歌詞から「今こそ別れ(Now o now I needs must part)」とも言われています。
「蛙のガイアルド」(長いので触りだけ)
今、ああ、私は別れなければなりません、
私は悲しみに暮れていますが、別れる必要があります。
不在は喜びをもたらすことはできません。
一度逃げた喜びは戻ることはできません…。略
ジョン ダウランド
「蛙のガイアルド」Frog Gaillard
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