午前中は子育てサロンに、声楽のKさんにきてもらいました。
音楽療法士で、障害の子ども達とも長く関ってこられたKさんは、「静かにしなさい。」とか「次はこれをして。」とは、言いません。
それでも、子ども達はじっと聴いています。
「「どこかで春が」「お花がわらった」をフルートを入れて。」と頼まれて、編曲。
むずかっていた子どもも始まると、じっと聴いてくれました。
チューリップの歌を歌いながら、赤や黄色のスカーフを丸めて手の中に握りこんでおいて、子どもの目の前に来て、開きます。すると、スカーフが広がって、お花が咲いたよう。子どもは目を丸くしてみています。
スタッフもお手伝いして子ども一人一人の目の前でお花を咲かせ、そのスカーフを渡し、今度は子ども達がお花を咲かせて、部屋一面にチューリップが咲きました。
布を籠に入れてもらいながら立ち上がったところで、「パンダ、うさぎ、コアラ」をピアノで弾いて歌いだすと、みんながフリをつけて歌いだします。
歌は、いつのまにか「ぞうさん」になったり、「アイアイ」になったり、「ミッキーマウスマーチ」になったり、お母さんと手をつないで、音楽に合わせて、リズムに合わせてただただ身体を揺らします。替え歌で「お返事してくれる。はーい!」というと、一緒に「はーい!」「次はジャンプ。行くよ、ジャーンプ!」子ども達は来るぞ来るぞ止まっています。
ひとしきり踊ると今度は座ってお母さんのお膝に子どもを乗せて「お馬はみんなぱっぱか走る」
「どうしてなのか・・」の所に来ると、ゆっくりと横揺れ「だけど」で一挙にスピードが戻ります。何回かすると、子ども達は待ち受けていて、大声で笑い声を上げています。
「おかあさんっていいにおい」を歌う頃には子ども達はすっかり満足して、おかあさんに抱かれました。
最後には、「しゃぼんだま」を歌いながら、本物のしゃぼん玉を一人ずつ目の前でしましたが、うっとりと触ったりして、終わりました。
本当に、「これやって、」とか「あれして」と言わなくても、どんどん次のプログラムに子ども達が、集中して取り組みます。
「お片づけ」の歌とか、場面転換に使えそうな音楽も教えてくれました。
プロの技を垣間見ることができて、スタッフのみんなも、よろこんでくれているようでした。私もお手伝いが出来て楽しかった。
地域のボランティアが運営していて、手遊びでも、読み聞かせでも、保育でも、アマチュアということでやっていますが、それでもずっと関わっているスタッフは、少しでも良いものを提供したいという気持ちはあります。
今日も、いろいろ聞いて生かしたいと、終わってからもKさんに質問したりして、スタッフの心意気にも、感動しました。私もべんきょうしなくっちゃ。
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