音楽の喜び フルートとともに

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身体の外の音を聴く

2011-08-17 20:22:40 | 音楽

景福宮を守っている兵士。観光写真撮影用です。と思っていても、壷にはまって何枚も撮りました。
複雑な歴史を抱えた宮殿の観光客のほとんどは日本人と中国人だそうです。


繁華街で人にあたり、何語であやまろうかと考えていると、「すみません。」と日本語で言われたり、ガイドはもちろん、お店やホテルの人もほとんど日本語で対応してくれて、全く困りませんでした。

昨日、先生が言われたことを書き忘れていました。

「自分の体の中に響いている音だけでなく、外の音を聴いてごらん。」

以前にもいわれていましたが、その時は内側と外側の違いが良くわかりませんでした。
うちの練習部屋は畳で、残響がほとんど無いので、わからないのかなぁ?なんて思っていました。

残響のある部屋で演奏すると、自然に外の音が耳に入ってきて、いつもよりうまく演奏できたりするでしょう?

でも、残響の無い部屋では、すごく下手になったり。

録音して聴いてみると、自分の出していると思っている音と、ずいぶん差があるなぁと思ったり。
直そうと思って、吹き方を変えてみても、音の変化が自覚している音と、録音とでは違っていたり。

昨日から、そのことが気にかかって、何度も録音しては聴くを繰り返してみました。
始めのうち、どんどん自分が演奏していると思っている音と、実際の録音の音が乖離して行くような気がしていました。

集中して、聴いているつもりなのに…。
しかし何度も聴いていると、ある時、あまり響かない部屋に当たって跳ね返った音がわかるような気がしてきました。

これが外の音かもしれない。ますますそちらに集中していると、聴こえ方が以前と違う気がします。

録音をして聴いてみると、演奏していると思っている音と、録音された音が近づいています。

なるほど、こういうことなのか。と言う実感が今日はしました。
何か一つつかんだような気がしました。


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