今日は、ピアノのKさんとコンサートの打合せ。
「春のコンサートだから、メンデルスゾーンの「春の歌」とか、ボッケリーニの「メヌエット」なんてどうかな?」
早速合わせてみます。
「いいんと違うかな?」Kさんも、ご機嫌。
ドボルジャークのユーモレスク、バッジー二の妖精の踊り、ボルディーニの踊る人形、モンティのチャルダーシュ、クライスラーの美しきロスマリン。
どんどん演奏していきます。
考えたらバイオリンの曲ばっかり。
肩のこらない小品を探すとこんな感じに。
「ショパンの変奏曲ってあるじゃない。これは?」とKさんが、ゴールウェイの小品集から、見つけて来たのは、ショパンのロッシーニの主題による変奏曲。
「可愛いけど、長いかな?」
取り敢えずやってみました。「いいじゃない?」Kさんは、本気かな?
「最後に何か、ちょっと派手なのをしたらどうかな?」
「これもあるやん。」って、それブリチャルディのヴェニスの謝肉祭。
「やる?」
ちゃんと吹いたことないけど、ほとんど初見・・・合わせてみました。
「なんか、派手なのいい曲だわ。」ってKさん。
「これなら、ジュナンの方が簡単かも。」こっちは大昔にやったことがある。
合わせてみたら、テーマが出てくるまでが長い。変奏も長い。こんなに長い曲だったっけ?
「これするなら、割愛しなくちゃ。」
小品で軽い曲って言ってたのに。
でも、おもしろい。
なんか前回も、おもしろすぎて、途中から難曲初見大会になっちゃって、結局決められなかったんじゃなかったっけ。
いけない。早く決めないと。
「タンゴの曲集の楽譜買ってきたよ。」と、唐突に言う私。
「リベルタンゴ前に良かったじゃない。」と取って付けて言うと、Kさん興味を惹かれたようです。
やってみた、編曲が、はじめ18小節もピアノソロ。キーボードしか使えないので、Kさんはあまりソロは弾きたくない感じ。
「次のは?」と慌てていう私。
オブリビオン、ビオレタンゴと続けざまにやってみましたが、タンゴのリズムが慣れてないので取りにくい。
「うーん。タンゴばっかり練習してからでないとあげられないね。」と結局私が言ってタンゴ編はチョン!
やっぱり初めにあげた曲をしようかとなりました。
Kさんが帰ってから、派手な短い曲か?と、考え込んでしまいました。
一人で、ドゥメルスマンのボレロや、バイヨンの思い出や、クーラウやケーラーの小品、ゴダードの組曲、ムーケのパンなどなど、やってみましたが、大仰すぎたり、とっつきが悪かったり。
ボルンのカルメンのジプシーの踊りだけやったら、いいかもしれない。
そうだ、Kさんに聞いてみよう。
選曲が、いのち。場にあったいいプログラムをつくらなくっちゃ。
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