音楽の喜び フルートとともに

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大麦糖の踊り

2024-11-11 21:00:00 | ロマン派
フルートアンサンブル「エスカル」の第4回定期演奏会
11月10日(日)開催しました。
プログラムは
エルガー「ニムロッド」
チャイコフスキー「くるみ割り人形」組曲

ドビュッシー「小組曲」
ビゼー「アルルの女第二組曲」
アンコール「赤とんぼ」を演奏しました。



バスフルートセクション
リアクションくださったり、コメントくださったり、読んで、聴いていただいて応援くださったみなさん。
本当にありがとうございました。
みなさんの温かい励ましのおかげで無事演奏することができました。

ピョートル イリイチ チャイコフスキー(1840-1893年)ロシア帝国ヴォトキンスク生まれ、ロシア帝国サンクトペテルブルク没


1892年初演されたバレエ音楽「くるみ割り人形」のなかでクララが助けたくるみ割り人形。
王子の姿になりお菓子の国を案内します。

その中でディベルティスマン(気休め)として様々な国のお菓子の精が踊りを披露します。

その中の一曲。
「ロシアの踊り トレパック」

トレパックは
大麦糖(または大麦糖キャンディ)のことで、伝統的な飴(ハードキャンディ)。
大麦の抽出物から作られ、黄色やオレンジ色をしていることが多いそうです。



イギリスでは、ねじった棒の形で販売されていました。

16、17世紀のフランス宮廷で珍重された、ねじり棒のようなキャンディーという説もあり、おそらくフランスで上演された時にそのイメージになったのではないかと思われます。



しかしそのまま直訳すると「大麦糖の精の踊り」

ロシアの踊りとあるように
伝統的なロシアとウクライナの民族舞踊コサックダンスに基づいています。