台湾から帰った夫と、次男と一緒に母のお見舞いに、行ってきました。リハビリは長くかかりそう。1週間で退院ときいていたのに、膝が曲がるまで変えれないそうです。「120度には曲がるように手術しといた。」と医師には言われたそうですが、リハビリの先生には「90度まで曲がるようにしましょう。」と言われたそうです。いずれにしろじっとはしていられない性質の母は、座って習ったリハビリの動きをゆっくりしていました。
母は今朝リハビリの間に来た父の置き手紙を見せてくれました。30年間英語の教師をしていた父は、後2日で80歳。英文交じりの手紙の文末に 「yours Kiyosi」
「結婚は忍耐や。」と言うのが口癖の父。これを聴くたび、「母の方が忍耐だわ。」と思っていた私ですが、これを読んで、父なりに母を大切にしているのかもしれないとうれしく思いました。
夫は「慣用句だよ。」とクールに言うので、「私が入院したら、毎日来て、こんな手紙書ける?」と言うと無言。手紙など書きそうに無い夫です。
「影響力」というのが、今週の私の課題でした。
赦すということの影響力。言葉の影響力。ただ、黙って見守ることの影響力。顔を見に行くことの影響力。
音楽の影響力。
替わりに何かをやってあげたり、やらせたりということではなく、相手の選択を信じながら、見守ることとか。
楽器を直接鳴らしてその場で聞こえる音だけでなく、壁や、部屋、人の自由に選ぶことの出来る心に伝わっていくことの影響力を信じて、見守る。祈リのような。まだ、はっきりと言葉にはなりませんが。
無理矢理吹き込んで、鳴らそうとするのではなく、外にある力を信じるというような。
まだまだ、形にはなりませんが、この先に何かあるような気がします。
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