音楽の喜び フルートとともに

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嬉しいお客様

2013-01-18 21:54:16 | 音楽

今日は、寒かった。
北国の人からすると、こんなくらいって感じかもしれませんが、ここ大阪では粉雪が舞って、今日のご挨拶はみんな「寒いねえ。」。
雪は小さすぎて携帯では撮れないので、北山杉の上に見える雪空をパチリ。
寒そうでしょ。

今日は嬉しいお客様。
山口県周南市に嫁いでいったAさんが、香里園の実家に帰ってきたのでと、夕方うちに寄ってくれました。
初めにレッスンしたのは、20歳の頃。それから、転居して、また帰ってきてレッスンして、もう一度結婚で転居。
切れ切れですが、長いお付き合いになりました。
看護師学校の卒業試験を受けて、最後の単位をとって、2月末に引越してきます。優しく穏やかで、本当にがんばりやさんです。いい看護師さんになりそうです。

水曜日ボーンズレッスンで、学んだワニのように腹ばいになり、両手でずりずりしていると、首と肩の付け根の大きな骨の周りが暖かくなり、股関節が気持ちいいです。
それから、フルートを吹くと、重心が下がっていい音がします。
プロコフィエフのソナタの、フルート離れした低音撥弦のような、アクセントが、楽々でるし、いつもは、超音波のような高音のDが滑らか。

その体、その音を再現しようと、記憶をたどってやっても、できません。
到達点、ゴールを見ていると、プロセスが飛びます。プロセスがないということは、点を求めることになります。体は、呼吸し、血液が流れ、体内の水や、筋肉は有機体で、固定化したものではありません。それなのに、点を求めると言うことは、固定化した何かを求める。有機体としては有り得ない一つの理想型を求めるという。非科学的な状況になります。
実際には有り得ないポイントを求めていて、手に入るわけがないし、足場が固まるわけでもありません。足場が無いということは、いつまでもそのシステムだと、積み上がらない。

天才という人は、初めからプロセスを見つめています。だから楽々と、成長するように見えるのです。言い換えれば、そのシステムが変われば、普通の人でも天才と同じように成長することができる。

しかし、それでもまだ、結果が欲しい私です。







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