月曜は母のzoom理事会のお手伝いをしました。
お琴の理事は高齢の方が多く、コロナ禍以来、直接会うのは控えられています。毎年東京まで行っていたのですが。
お琴の理事は高齢の方が多く、コロナ禍以来、直接会うのは控えられています。毎年東京まで行っていたのですが。
zoomのセットをして、隣の部屋で待機。
「ミュートがわからない。」と一度休憩の時に聞きに来ましたが、すぐに解決。
無事に終えました。
3時間くらいかな?
ご褒美に丹波の黒豆の羊羹?頂きました。
絶品でした。
zoomで全国の人と会議が日常にできるなんて、少し前まで考えもつかないことでした。
デウス エクス マキナ(機械仕掛けの神)
紀元前5世紀のアテナイでエウリピデスが好んで用いた方法で、複雑な筋の劇のラスト付近で、神や神に相当する力のある人が出てきて、混乱した一同をまとめ、解決に導くというものです。
エクス マキナ機械仕掛けというのは、しばしば神を演じる役者が、クレーンのような機械で吊るされて、舞台(オルケストラ)に降ろされて出演することからついた名前です。後には機械が無くても、そう呼ばれるようになりました。
デウス エクス マキナの代表作はギリシャ悲劇のソポクレスの「ピロクテテス」
エウリピデスの「オレステス」
「タウリケのイピゲネイア」など。
クラッシック音楽では、モーツァルトの「イドメネオ」、ウェーバーの「魔弾の射手」などがあります。
「イドメネオ」
クレタのイドメネオ王は難破した時にネプチューン神に「帰れるなら、上陸して初めて会った者を生贄にする」と祈ります。
すると、嵐は止み、船は陸に着きます。
よろこんでやってきたのは王の息子イダマンテ。
「来るな!」と叫び難を避けようとしますが、イダマンテは傷ついて悲嘆にくれます。
トロイアの王妃イリヤはイダマンテを愛しています。
ネプチューンがよこした怪物がクレタを襲います。
イダマンテはイリヤに闘いに行くと告げます。
イドメネオは、「自分の息子を生贄にするという約束を破った」ことを明かします。
そして自分が息子の変わりに生贄になると叫びます。
しかし、イダマンテは生贄の装束で現れ、自分を捧げると言います。
イリヤまでが現れ、自分を変わりに捧げると言い出します。
やはり、イドメネオは苦悩の中、イダマンテを殺そうとします。
すると、神の声が響き「愛が勝った。イドメネオは退位し、イダマンテに王位を譲り、イダマンテはイリヤを娶るように」とお告げが。
一同赦されて、みんなで愛と結婚の神を讃えて終わります。
1781年モーツァルト25歳の作品です。神や、人を信じている前向きなモーツァルトの幸せな結末です。
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